犬の靴の改造

犬の靴のサイズ選びは難しい と書いた件の続きです。

これまでも紹介してきた使い捨てペットシューズ「ワンちゃんの靴」について。

WICKEDPUP ワンちゃんの靴

LとMの中間のサイズが欲しい、そして、できれば重ね履きしてもっと丈夫にしたい、ということで、無茶な改造を報告しました。

最近はこの方法で落ち着いています、という簡単なレシピ紹介です。

LとMを1個ずつ用意します。

小さい方(M)の上だけ、真ん中にハサミを入れて切ります。

小さい方を大きい方に向きを揃えて差し込み、できるだけ奥まで入れます。

奥まで入れようとすると、マジックテープのような白いギザギザの部分が引っかからないように、いったん潰して入れる必要があります。

仕上げとして、内側の靴のギザギザの部分は、外側の靴の内面にくっつけてやります。

昔の写真

おまけに紹介しているアンナとハコの写真ですが、今回は、昔の写真を紹介します。

お迎えした直後のアンナです。3ヶ月くらい。最初は目のまわりが白くなかったんですね。。

こちらも生後1ヶ月くらいのハコ。子ネコという顔つきですね。

いまでももちろん可愛いのですが、ずる賢かったり、だんだんシニアになってきたり。いちばん可愛かったときのことを忘れないで、向き合っていこう。

ハコ「よろしくニャア」

アンナ「よろしくワン」

犬に話しかける言葉

アンナのおはなし

シーリハムテリア、メス、9歳のアンナだワン。

パパが忙しそうなので、代わりにブログ書いてるワン。これはパパへのお手紙だワン。

いつも「上手」とか「よし」とか、色んな褒め言葉をくれてありがとうワン。

でも、もしできたら「いい子」って言葉に統一してくれたらうれしいワン。統一された言葉はわかりやすくていいワンよ。

英語でトレーニングする人は、わんちゃんが男の子でも女の子でも Good Boy で統一するらしいワンよ。

それからね、パパは「待て」のあとで「もう待たなくていいよ、うごいていいよ」の合図にも「よし」って言ってるワンよ。

たしかに「よし」でごはん食べさせてもらえるので、いい意味の言葉にはなっているワンよ。でも「よし」の意味が「ほめている」と「うごいていいよ」のどちらなのか、はっきりしてないワンよ。

どうやら、英語だと Stay で「待て」させて、Okay とか Release で解除するらしいワン。

Good Boy とは違う言葉をちゃんと使ったらいかがワンか? 例えば「待て」のときは「オッケー」とか。

アンナも、新しい言葉の使い方に慣れるまでに時間かかるかもしれないワン。

だけど「いい子」はほめ言葉、「オッケー」は「動いていいよ」の合図。ちゃんと使いわけたほうが、アンナがスムーズにお勉強できるワンよ。ママとも相談しておいてくれワン。

写真 白い犬アンナが伏せてこちらを見ている

パパのおへんじ

アンナとのコミュニケーションがまだまだ雑だなあ、まずはどこから手をつけたらいいかなあ、と思っていました。

ありがとう、アンナ。褒めるときは「イイコ」に統一。ママとも話をしたよ。

よろしくね。

アンナのおはなし:ほめられ方

お返事ありがとうワン。じゃあついでに言わせてくださいワン。

ほめる言葉とおやつについてワンよ。パパ、最近おやつがすぐになくなって、「また買わなきゃ」と言ってるワン。

ほめる言葉の後に必ずおやつをもらえるのは、最初は大事なトレーニングだけど、そろそろ次のステップに進む時期かもしれないワンよ。

例えば、パパがボールを投げて、アンナが追いかけて取ってくる、いつもの遊び。

写真 白い犬アンナがオスワリしてこちらを見ている。手前にはピンクのフェルトボールを持った人間の手。

その際、パパは「いい子」と言ってほめてくれるし、いつもおやつもくれるワン。

でも、毎回、同じだと、おやつをもらうことが当たり前に感じてきて、おやつが目的になってしまうワン。アンナが遊びの楽しさよりも、おやつに焦点を当てて、しつこくなる可能性があるワンよ。

アンナはパパと楽しい時間を一緒に過ごしたいから、ほめられたときだけでなく、いつでも頑張るようにしたいワン。

だから、部分的強化スケジュールというトレーニング方法を試してみたいワン。これは、必ずおやつがもらえるわけじゃなく、時々だけおやつがもらえるんだワン。その代わり、もらえたときは特に嬉しくて、長い間、頑張る気持ちが持続するんだワン。

例えば、10回中1回だけおやつがもらえるようにすると、アンナは嬉しさがアップして、持続的に頑張ることができるかもしれないワン。

アンナはおやつも大好きだけど、パパと一緒に過ごす時間が一番大事なんだワン。

アンナ、もう、子どもという年齢じゃないけど、新しいトレーニングで、もっと賢くていい子になるよう頑張るから、よろしくワン!

まとめ

自分の飼い犬への接し方に一貫性を持たせたいと思っているのですが、本当にちゃんとできているのか、ときどき振り返ってみようと思います。

今回の記事のまとめです。

  1. 「いい子」に統一: 犬が何か良いことをした時、「よし」や「上手」ではなく「いい子」と一貫して言うことで、犬はそのフレーズがポジティブな報酬であると、より早く理解する。
  2. 「待て」と「オッケー」の組み合わせ: 「待て」と指示した後に犬がちゃんと待ってくれたら、「オッケー」と言って解除します。「オッケー」が行動を再開する合図であると犬に学習させたい。ついパパは「よし」と言いたくなるけど、これからはやめる。
  3. おやつの確率を下げる: 最初は頻繁におやつを与え、徐々にその頻度を下げていきます。これにより、犬は指示に従う行動そのものも報酬と感じ始め、おやつがなくても良い行動を続けるようになるはず。

一貫性と時間をかけることが、トレーニングには必要とされます。

アンナも私も新しいやり方になじむまで時間がかかるので、やろうと思っていることを、あえてこちらで紹介しました。

写真は、あまり内容とは関係なく、夜のバギー散歩の様子です。ワンワンとアンナでもこんな写真を紹介してますが、この夏は、ずっとこんな感じで、途中でバギーからおろして、しばらく歩いて、最後はまたバギーで帰宅、みたいに散歩をしています。

数えて観察する

犬の観察が苦手

正直にいうと、私は犬と暮らし始めて、しばらくのあいだ、犬の観察が苦手でした。

トイレの前触れは必要に迫られて理解しましたが、犬の気持ちがわからずに、手入れをしようとしては噛まれ、問題行動をやめさせようとしては噛まれ、といった日々が続きました。

実際、犬のささいな体の動きから「言葉」や「感情」を読み取るには、経験が必要です。

私は家族の提案で犬を迎えて犬と暮らし始めたので、最初は、まあ必要なことはやるけど、という気持ちでした。

理解したい、なにかを改善したい、という気持ちを高めるひとつの方法は、「数える」ことです。

ビジネスやテクノロジーの世界で言われる「計測して改善せよ」は、動物にもあるのだ、と気づいたわけです。

アンナのおはなし

アンナ(シーリハムテリア、メス、9歳)だワン。

犬には友達や家族と穏やかに話すための特別な合図「カーミングシグナル」があるワンよ。

しっぽを振ったり、舐めたり、体をねじったり。でも、こういうのは、慣れないと観察がむずかしいワンよ。

犬の観察に慣れてない人にも、こういうのはわかりやすいワンよ:

  • あくびをする
  • ブルブルと体をふるわせる
  • 吠える

あくびや体をふるわせるのは、戸惑いをあらわすことがあるワン。カーミングシグナルに分類されたり、されなかったり、諸説あるっぽいワン。

吠えることも、もちろん、自己表現だワン。喜びや興奮、恐れや不安、警告など、色々な感情や状況を伝えてるワンよ。

犬の行動や気持ちのパターンを理解するために、こういう、わかりやすいもの、例えば「吠える回数」を数える、というのを提案するワンよ。

例えば、お散歩の途中に何回吠えるのか、お客さんがチャイムを鳴らしたときにどのくらい続けて吠えるのか、など、吠えるタイミングや回数を記録してはいかがワンか?

カウンター

100円ショップ(ダイソー)のカウンターです。

もう2年ちかく、私は散歩のときにこのカウンターを持ち歩いて、散歩中に吠えた回数を数えています。

雑に作ったグラフですが、こんな感じです。

散歩中に興奮が強くなって、足に力が入って、肉球が痛みやすくなって、みたいなことを、私は数ヶ月前から書いていますが、こうしてみると、たしかに今年に入って散歩中に吠えた回数は増えていた感じがします。

高度なことはいろいろできそうだし、試してもいるのですが、まずはシンプルにできることを紹介してみました。

健康管理もまずは数値から。体重計をお勧めしたことがありますが、体重もグラフで把握するといいですね。

以下はアンナの体重のグラフです。最近はこまめに測っていないのでグラフが荒いですが。

近況

あおむけ抱っこで肉球の手入れや歯みがきをしようとしているアンナの写真です。ワンワンに似ているかな?繰り返しのご注意ですが、暴れたり落ちたりしないように。ケガをさせないように。

ごはんを欲しそうにしているアンナ。ごはんの前にマテをさせるのはよくないという話もありますが、アンナはごはんの前に興奮しすぎていたので、フセをさせて、落ち着かせてから食べてもらったりします。

ワンワンとアンナ

わんわん隊長

アンナ(シーリハムテリア、メス、9歳)と散歩していると、子どもたちから「ワンワン!」と声を掛けられることが多いです。

ワンワンじゃなくてアンナという名前があるのに、とアンナは(飼い主は)思っていたのですが、どうやらNHKの赤ちゃん向け番組「いないいないばあっ!」の「ワンワン」に似ている、と言われているようです。

いないいないばあっ! ワンワンたちが大活躍の赤ちゃん向け番組です

こんなものもあるのか

「いない いない ばあっ!」2023年冬号 付録は「ワンワンのあしのうらボタン ポチッと! おしゃべりスピーカー」

耳と足を緑色にしたらアンナはワンワンに変装できそうです。

おしゃべりスピーカーは私がホールディングで肉球にクリームを塗ったり使い捨てシューズを履かせたりしているようすに、なんだか似てますね。本屋さんで探してみよう。。

いつも「ワンワン」と呼ばれてしまうので、アンナの肩書きは「わんわん隊長」になりました。

以前は「くんくん隊長」と呼んでいたのですが、散歩中にマーキングの匂いを嗅ぎ続けるのは、ほどほどにしてほしいと思い、「くんくん」を応援するのはやめました。

アンナのお話「マーキング」

想像してみてね、犬たちは言葉で話すことができないから、他の方法でお友達の犬たちと情報を交換するんだよ。

「この道は僕のお家の近くだよ!」とか、「ここには元気な子犬が住んでるんだ!」というような情報が、匂いの中に隠れているんだ。

お散歩中に、とても興味深い匂いを嗅ぎつけることもあるよ!

これは他のわんちゃんがつけた特別な匂いで、まるでお友達からの秘密のメッセージみたいなんだ。

この匂いをもっとよく知りたくて、お散歩の途中で立ち止まっちゃったり、強く引っ張っちゃうことがあるよ。

だって、この匂いから、お友達のわんちゃんがどんな子なのか、どんなことをしているのかを知ることができるから。

人間のみんなが、おもしろい動画を見てスマホがやめられなくなるように、アンナもこの匂いのメッセージを読むのが止められなくなっちゃう。

ついつい「いいワン」「いいワン」しちゃうワン。

アンナがその場から動かなくなったり、強く引っ張ったりするときは、その匂いの中に隠れたお友達からのお話に夢中になっているんだよ。

パパやママが困っているらしくて、アンナはある日「くんくん隊長」はもういいよ、と言われたよ。でもまだ興奮がおさえられないワン。もっと落ち着けるように、パパやママと一緒に楽しくお散歩できるように、頑張るワン!

夜のバギー散歩

アンナ、どうやら家を出る瞬間がいちばん興奮するらしいので、準備が面倒ですが、夜のバギー散歩を始めました。

我が家のペットカートは AIRBUGGY です。

家から出るときはバギーで移動、目的地に着いたらおろしてリードで歩かせる、という感じです。

使い捨てペットシューズを履かせて、それから、バギーに乗せます。

写真はバギーに乗っているアンナ。最近のスマートフォンの夜景モードはきれいに撮れますね。

バギーの中から吠えてしまったこともありましたが、だんだん飼い主も慣れてきました。ただ、目的地で歩かせているあいだ、バギーを押す人と、リードを持つ人が必要なので、この散歩には人間が2人必要です。

家に帰るときには、すこし手前から、またバギーに乗せて、玄関を通過します。

最近のアンナとハコ

最後に最近のアンナとハコ(ネコ、キジトラシロ、メス、3歳)です。

めずらしくにらみ合って険悪になりかけました。なかよくできないときもあるけど、平和に共存してください。

ハコが平和でいられる場所は、キャットタワーです。

犬の興奮を抑える

アンナ(犬、9歳、メス、シーリハムテリア)が、散歩のときに靴を必要とするくらい興奮してしまう、という話を書きました。

前回の記事で書いた「使い捨てペットシューズの2枚重ね」はうまくいっています。もちろん犬の安全に気をつけて、自己責任でご判断いただきたいのですが。。

うまくいってないのは「散歩そのもの」です。散歩については以前も書きましたが、今回は、過去に学んだトレーニングを振り返ることにしました。

まず家の中で

散歩が上手にできない、という悩みは、3年前にドッグトレーナーさんに相談していました。あれから、私たちは何を改善できて、何が、いつごろから、また悪くなったのだろう。。

散歩の悩みだというのに、ドッグトレーナーさんには、屋外でトレーニングしてもらったことがありませんでした。

まず、家の中で、コントロールされた環境で、できてほしいことをきっちりやれる。これが先だと言うことでした。

それを思い出して、家の中でやっているつもりのトレーニングの内容を見直して、いまのアンナのレベルに合わせてみようと思いました。

リードでつなぐ

「かわいそう」と思われるのですが、家の中で、犬に首輪とリードをつけて、つなぎます。

リードは、伸び縮みしない、平紐のものです。

引っ張っても動かない、しっかりしたペットサークルに、紐をくくりつけます。

長すぎると、犬がぐるぐる回ると絡まるので(これも、かわいそうに見えますが)、そのままフセをしても苦しくない、ギリギリの短さにします。

サークルの上の方につなぐ方が、犬が動き回った方に、絡まりにくいです。

リードを括り付けるときは、引っ張るとほどけるような結び方にします。平紐でないと結びにくいですね。

私はカラビナでつなげばいいのでは、と思っていたけど、やっぱり、結んだほうがいいです。

「あきらめる」から「落ち着く」

一つの場所にリードで犬をつなぐという手法は、犬が「あきらめる」こと、つまり自己制御を学ぶための練習です。

犬をつなげば、その犬は自分が制約されている状況を受け入れ、その状況で落ち着くことを学びます。

飼い主にとっても、手間のかかりにくい、失敗しにくいトレーニングだと思います。とはいえ、犬をしっかり監視し、リードが足や首に絡まるなどの危険がないように注意を払います。

アンナのお話 1

リードにつながれたアンナは、窓の外を見ていました。すると、カラスが鳴き声でアンナにちょっかいを出してきました。「カー!カー!」というカラスの声に、アンナは興奮しました。カラスと遊びたい!追い払いたい!と思い、窓の方向へと走り出そうとしました。

でも、リードがあるから前に進めません。カラスに向かって行きたいけど、行けない。アンナはガッカリしてしまいます。

でも、この状況でアンナは大切なことを学びます。いつも思い通りにはいかないけど、どうしたらうまくやっていけるか考えることが大事だってこと。アンナは自分の気持ちをコントロールする新しいスキルを学び、それが自分自身が、そしてパパ、ママと楽しく過ごすための秘訣だと理解します。

ごろーんが始まる

とか書いていると、アンナが「ごろーん」になってきました。

つながれていても落ち着いてくれるのか。最初に教わったときには驚きました。

リードの長さが許せば「へそてん」もします。

触ってリラックスを強化する

犬がリラックスしているときは、その状態を強化するために、犬を触ってほめます。触ることで、犬はリラックスすることが良いことであると学び、その行動を繰り返すようになります。

静かに犬に近づいて、犬を興奮させないように、そっと触ります。触ろうとして唸られたら、やめときましょう。噛まれるのが怖いからって、手袋をしてまでやるもんじゃないです。

触る場所がよくないと、不快になり、唸ったり吠えたりするので、よく観察して判断します。慣れるまでは、背中が無難かな。。足は、嫌がるかも。おなかは、私は「いけるときはいける」感じです。

「アンナ、いい子だね」みたいに、名前を呼びながらほめるのもよさそう。犬の名前を呼ぶときは、常によいことが起きるべき。

そもそも、犬にとって「触ること」は、特定の状況下で行われると、「ほめること」、つまり報酬となります。これは犬が社会的な動物であり、身体的な接触を通じて安心感や愛情を感じるからです。

飼い主が犬を撫でたり、抱きしめたりすることは、犬にとっては飼い主からの愛情や注目を示す重要なサインです。このような触れ合いは犬の心地よさや安心感を高め、飼い主との信頼関係を強化します。

まあ触るのは慣れてからでもいいと思います。つなぐトレーニングのいいところは、そもそも「つなぐ」だけで何かになっている、というところだから。

興奮を強化しない

犬が興奮しているときは、その行動を強化しないために、犬が喜ぶことを控えます。

具体的には、声をかけたり、目を合わせたり、触ったりすることは避けます。これらは、犬にとっては飼い主からの報酬と受け取られ、興奮を強化する可能性があるからです。

飼い主は落ち着いた態度を保ち、犬を無視しているフリをしながら、犬がリラックスした状態に戻るのを待ちます。

そして、犬がリラックスしたときに再度、犬を触ってほめます。こうして、落ち着いた行動が報酬付けされ、強化されます。

このような対応は一貫性が必要です。家族で犬を飼っているなら、家族の全員が、ブレずにこれをやります。

犬が自己制御を学び、興奮の度合いを自分で管理できるようになるための重要なステップです。

アンナのお話 2

窓の外を見ていたアンナは、木の上で鳴いているカラスを見つけました。「カー!カー!」と鳴くカラスに向かって、「ワンワン!」と吠え返しました。アンナはとても興奮して、窓の方向へと走り出そうとしました。

でも、リードがあったから前に進めません。アンナはカラスに向かって行きたいけど、行けないのです。

それを見た飼い主は「アンナ、静かにして!」と大声で叱りました。でも、アンナにとっては、その声が「頑張れ、アンナ!」という応援に聞こえてしまいました。なぜなら、アンナは、名前を呼ばれるといいことがある(ご褒美がもらえる)と学んでいたからです。だから、アンナはますます「ワンワン!」と吠え、カラスに対抗しようとしたのです。

吠え方を観察する

飼い主が犬のトレーニングの度合いを判断することも大事です。

一つの方法として、吠え方の強さ、長さ、間隔を観察して、犬の興奮の度合いを理解できます。

強く、長く、頻繁に吠える犬は、何かに強く反応しています。

一方、吠える強さが弱く、短く、間隔が長い場合は、興奮度が低く、自己制御が働いていると思われます。

トレーニングできていない、あるいは、トレーニングの効果が薄れてきた、といったことに、うまく気づいて、対応しなくては。