13歳のアンナの口の中

【歯周病かも? 口の中と発熱との関係を調べた】

今日は、アンナをバギーに乗せてトリミングに行った

天気が良くて、暑かったからね

地面が熱いから、歩かせるよりバギーのほうがいい。行きも帰りも、アンナはバギーの中で落ち着いていた

アンナ、バギーは楽チンだワン

トリミングの人から、何か言われた?

毛に、もつれがあったと言われた。ブラッシングが届いていないところがあるんだと思う。もう少し、こまめにケアしようと思った

【帰ってから、ケアのつもりで】

家に帰って、ブラッシングしながら、いろいろ見ることにした

毛のもつれだけじゃなく?

口の中も。仰向けに抱くと、口の中が見やすい。歯ぐきの色、歯石の付き方、口臭、それから歯のぐらつき

で、どうだったの?

……おや、と思った。グラグラしている歯があるかもしれない

自分で判断できた?

できなかった。指で触って、わずかに動く気がした。でも、気のせいかもしれない

アンナは、痛がってた?

痛がらない。嫌がりもしない。だから、余計にわからない

アンナ、パパに口を触られても平気だワン

それが、いちばん判断を難しくするところだ

【思い出してみると】

口の中を見て、あとで気づいたんだけど、思い当たることが、いくつかある

いくつか?

ひとつは、歯ぎしりだ。しばらく前から、アンナからコリコリッというような音が聞こえることがあって

いつ頃から?

1、2ヶ月前くらいだったと思う。ときどきなんだ。

歯ぎしり、か

口の中を気にするときに出ることがある、という話をあとで読んだ

もうひとつは?

ご飯。ドライフードの粒が、ぽろっと口からこぼれて、アンナ自身がそれを見失うことがある

うん、あるね

でも、昔からだったかもしれないんだよ。食欲はある。元気もある。落ち着きが足りないアンナだと思って、見過ごしてきた

あとで読み返したら、そういうサインとして書かれてたよね

ああ。『硬いものを避ける』『食べこぼす』は、サインの一覧にあった。昔からかどうかも、いまの俺にはもう分からない

【スマホのAIに聞いてみた】

撮った写真を、スマホのAIに見せてみた

AIに?

うん。ただし、AIははじめに、『専門家としての助言はできません』と言った。その前提で、写真に見えるものだけを挙げてきた

何を指摘したの?

外見上の歯石の付着。それから、歯肉の退縮、歯茎下がりのことだな。あと、歯列のズレ

AIは、それが病気だとは言わなかったの?

言わない。判断はできない、獣医に診てもらってほしい、とだけ。それで当然だと思う。写真だけで診断できたら、それこそ困る

でも、自分の目と別の目で、同じところが気になった、ということだね

『歯茎下がり』は歯周病のサインのひとつだ。歯ぐきが下がって歯が長く見える、というやつだ

犬の歯周病について、何がわかった?

犬の歯周病は、歯の表面に付く歯垢の中の細菌と、それに対する体自身の炎症で、歯を支えている組織が壊れていく病気なんだ

歯を支えている組織、というと?

歯ぐき、歯根膜、それから歯を支える骨。歯垢は食べかすじゃなくて、細菌の層。バイオフィルムというそうだ

人の歯周病と、同じようなもの?

名前は同じだけど、犬は虫歯より歯周病が中心。進行の速さも違う。歯をきれいにしても、歯垢は24時間以内にまた付き始める。犬では数日で石灰化して、歯石になる

数日。人よりずっと早いね

だから、間隔をあけて思い出したように磨くやり方では、間に合わないらしい

【調べたこと・グラグラはどの段階か】

進行の段階も書いてあった

どういう順番?

まず歯肉炎。歯ぐきだけが炎症を起こしている段階で、ここなら元に戻せる。次が歯周炎。炎症が歯ぐきの奥に広がって、歯を支える骨が溶けていく段階。ここから先は、失った組織は戻らない

一度失うと、戻らないんだ

そう。治療は、溶けた骨を元に戻すものじゃなくて、これ以上進ませないためのものだと書いてあった

じゃあ、歯がグラグラするのは

歯周炎まで進んだサインであることが多い、と。骨が減って、支えが弱くなっている状態だ

さっき、グラグラしているかもしれないって言ってたよね

ああ。でも、外から見える部分だけでは、本当の状態はわからない。歯の6割くらいは歯ぐきの下にあるから

見えている歯を眺めても、わからないんだ

そういうことだ。正確に調べるには、麻酔をかけて1本ずつ測って、歯科のレントゲンを撮る必要がある

レントゲンか。口の中のレントゲンなんて、考えたこともなかった

【調べたこと・犬は痛みを隠す】

もうひとつ、引っかかったことがある

何?

犬は痛みを我慢しがちで、『食べているから大丈夫』と見えても、実は片側でかばって噛んでいることがあるんだそうだ

アンナ、食欲はあるもんね

ある。硬いものも食べる。だから、痛くないとは言い切れない

気づけるサインは、あるの?

口臭が強くなった。歯ぐきが赤い、腫れている、触ると出血する。硬いものを避ける、食べるのが遅い、食べこぼす。口の周りを触られるのを嫌がる、顔をこすりつける。それから、歯がぐらつく、歯が抜ける

口臭は、どう?

あるけど、自分の鼻が基準だから、当てにならない

アンナ、ご飯はちゃんと食べるワン

それが、いちばん厄介なところだ。食べているから、大丈夫に見える

サインが出たときには、もう進んでいることが多い、ということだね

そう書いてあった。歯ぐきの炎症だけの段階なら戻せるのに、気づくのはいつもその先なんだ

【発熱との関係を疑う】

それで、ずっと気になっているのが、2週間前の熱のことだ

39.9度まで出たやつだね

あのとき、先生は『感染のサインは見当たらない』と言って、抗生物質を長く続ける話にはならなかった

うん

でも、口の中に菌がいたら、話が変わってくるかもしれない。そう思って、その関係も調べてみた

どうだった?

歯の根元まで感染が及ぶと、歯根膿瘍という状態になることがある。これは痛みが出て、顔が腫れて、食欲が落ちて、発熱を伴うこともある

発熱を伴うこともある

そう。だから、あの熱が口の中から来ていた可能性は、ゼロではない

じゃあ、歯周病が熱の原因だったの?

いや、そこは分けて考えないといけない

分けて?

調べた中で、いちばん誠実だと思ったのは、『関連』と『原因』を分ける、という書き方だった

どういうこと?

歯周病の犬では、腎臓や肝臓、心臓に組織レベルの変化が多く見られた、という研究がある。それから、炎症のある歯ぐきから細菌が血液に入る、菌血症という状態も知られている

全身に回るんだ

でも、『歯周病が心臓病や腎臓病を引き起こす』と断定できる段階ではない。いま確認されているのは『関係がありそうだ』というところまでで、『歯周病のせいでその病気になる』とまでは証明されていない

そういう書き方をするんだ

そう。不安をあおるのは、正確じゃない。口の中の炎症と細菌を放置しないほうがいい、というところで止めるのが誠実なんだと思う

で、アンナの場合は?

アンナの口の中に、炎症があるかどうかすら、まだ確認していない。だから、熱と歯をつなげるのは、まだ早い

まず、口の中を見てもらうのが先だね

【晩ご飯のあと】

晩ご飯を食べたあと、アンナの様子を見ていて、気づいた

うん

皮膚が、ちょっと赤い。それから、触ると、なんだかまた熱っぽい。パンティング(ハアハア)もしていた

さっきは平熱の感じだったのにね

体温計では測ってない。でも、抱っこの感じ、熱が上がりそうな気配。

やっぱり

1週間前に動物病院でもらった痛み止めとビタミン剤。『症状が出たら、これを飲ませてください』と言われていた頓服だ。その指示に従う形で、熱が上がる前に飲ませて、また散歩はお休みにしよう、ということになった

先生から渡されていたお薬を、言われたとおりに使った

病院の指示の範囲内のつもり。でも、今のこの赤みと熱っぽさが想定していた『症状』かは分からない

【アンナの仕草】

そのあと、アンナは前足で、口の下側をゴシゴシこすった

顔をこすりつける。それも、さっきのサインのひとつだね

それだけじゃない。パパの部屋に戻ってからも、口の下側をベッドの壁に、何度も擦り付けるような仕草を繰り返した

アンナ姉さん、口のあたりを気にしてるみたいニャ

姉さん、痛いのかニャア……

サンス、歯は見えないッス。でも、隣で見てるッス。アンナ、我慢しないでほしいッス

……わかったワン

【冷蔵庫の中のケーキ】

そういえば、冷蔵庫

ああ。アンナのバースデイケーキが、出番を待ってる

ケーキ!アンナ、楽しみだワン!

10月だから、まだ先だ

誕生日の日に、美味しく食べてくれるといいね

そうだな。それまでに、口のことはすっきりさせておこう

アンナ、ケーキ、ちゃんと食べるワン!

【アンナへ】

アンナ

ワン?

痛かったり、辛かったりしたら、知らせるんだよ。我慢しなくていい

……アンナ、我慢してたかもしれないワン

うん。これからは、知らせてくれればいい。パパも、もっと口の中を見るようにする

わかったワン。アンナ、知らせるワン

アンナ、えらいね

えへへ、ワン

【調べたときに読んだもの】

※この記事は、我が家の体験を記録したものです。症状や検査の見方は、動物ごとに違います。病気の診断や治療の判断は、かかりつけの獣医師にご相談ください。

※この記事を参考に何かを行う場合は、ご自身の判断と責任のもとでお願いします。

アンナ、散歩を再開

前回の記事の後で

アンナ、今日も散歩に行ったな

ワン!アンナ、2 日連続で歩いたワン!

しっぽがずっと動いてるね

外はやっぱりいいワン

前の記事から、5 日か

あれからどうだった?

熱は出てない。足が動かないということも、一度もない

熱、どうやって見てるの?

抱っこしたときの感じで判断してる。抱っこすると、体の熱がこっちに伝わるんだよ

体温計は使わない?

使わない。先週のアツさと比べれば、いまは普通だ

アンナ、抱っこされると、パパにわかるワン

歩き方は?

変わったところは、見た目にはわからない

じゃあ、発熱も、足の異常も、歩き方の変化もないまま、家で様子を見てたんだね

そう。何も起こらなかった。それがいちばんありがたい

アンナ、ずっと家で寝てたワン

抗生物質は、残り 1 日分を飲み切った

痛み止めとビタミン剤は?

症状が出ていないから、使ってない。もらってはあるけど、出番がない

それなら、いいことだね

【金曜日】

金曜日は、毎月やっているノミダニ予防の薬を、首に塗った

毎月の作業だね

アンナ、あれは苦手ワン

無事に終わったね

【土曜日・散歩再開】

土曜日から、散歩を再開した

どうだった?

正直に言うと、緊張した。リードを持つ手に力が入ってた

パパ、リード、ちょっと引き気味だったワン

気づいてたのか

パパの気持ち、リードに伝わるワン

でも、アンナはどうだったの?

何事もなかったように歩いた

本当に?

本当に。普通の速さで、普通の姿勢で。途中で止まらず、震えも、ふらつきもなかった

パパ、心配しすぎワン

【日曜日・今日】

で、今日。2 日目だ

どうだった?

同じように歩いた。止まらずに行って帰ってきた

アンナ、2 日連続ワン。えらいワン

歩き終わったあとも、普通だった。疲れて寝込むこともない。足を洗ったあと、バスルームからすごい速さで駆け出していく。捕まえてしっかり足を拭いてあげたよ。

【トリミング】

延期していたトリミングの予約も、取り直した

キャンセルしたやつだね

あのときは熱があった。いまは大丈夫だろうという判断

アンナ、トリミング、ちょっと緊張するワン

でも、さっぱりすると気持ちいいだろ

……それは、そうワン

【部屋の温度】

部屋の温度は気をつけてる。エアコンと、涼しい場所を選べるようにして。

動けるのが大事だよね

選択肢がないと、我慢するしかないからな

【ひとまず、ホッとした】

アンナ姉さん、散歩に行けてよかったニャ

姉さん、元気そうニャア

サンス、ずっと見てたッス

いまケーキを見てたんだよ

ケーキワン?

アンナのバースデイケーキ。10 月だから、まだ先だけどな

アンナ、ケーキ、楽しみワン!

あと、キャンドルも探してるんだよね

『1』と『3』の数字のキャンドルな

1 と 3 ワン?

アンナ、13 歳。去年が 12 歳だった

雑貨屋さんを回ってる

パパ、ママ、アンナ、13 歳になるワン

まだちょっと先だぞ

アンナ、待てるワン。でも、しっぽは止まらないワン

ふふ、正直なしっぽだね

ゆっくりでいいからな、アンナ

ワン!アンナ、ゆっくり、でも元気だワン!

※この記事は、我が家の体験を記録したものです。症状や検査の見方は、動物ごとに違います。病気の診断や治療の判断は、かかりつけの獣医師にご相談ください。

※この記事を参考に何かを行う場合は、ご自身の判断と責任のもとでお願いします。

血液検査の結果を聞いた日

アンナ、今日は血液検査の結果を聞きに行くよ

アンナ、もう歩けるワン。散歩も行けるワン

そうだな。でも、聞くまでは安心できないよ

動物病院・診察室

抗生物質を飲み続けて、体調は元に戻ったようです。

体温は38.3 度。平熱ですね

先週が 39.9 だったので、正直ほっとしています

そうですね。気になることはありますか?

体がときどき震えていることです

それから、家の中で転びそうになるんです。関節がおかしいのかなって

立ち上がるときに、前足がうまく踏ん張れないみたいで

なるほど。では、検査の結果をお話ししてから、実際に診てみましょうか

炎症の数値

まず、炎症の数値です。CRP という項目があって、それが基準より高い状態でした

はっきり高いんですね?

ただ、この採血は、アンナちゃんが高熱を出していたときにしました。つまり、体が炎症と戦っている、いちばん大変なときの血液なんです

肝臓の数値

肝臓のほうは、ALP が高めなんですね

はい。ALP は、肝臓や胆のうに関係する酵素です。それが、基準より高めに出ていました

治療が必要なんでしょうか

いいえ、肝臓に関係する他の数値は、正常でした

じゃあ、様子を見る、と

すぐに治療を始めるとか、お薬を飲ませるとか、療法食に切り替えるという話にはなりません

前足のこと

では、足を診てみますね。アンナちゃん、立ってみて

ワン

……なるほど

どうですか?

前足が、真っ直ぐではないですね。少し外に開いています

えっ、そうなんですか?

ええ。これは、生まれつきのこともありますし、育つ途中でそうなることもあります

それで、転びそうになるんですね

そうだと思います。足の運び方が、体に負担をかけているんでしょう。

いつの間に、そういう歩き方になったんだろう

自然に自分をかばって、そうなったんでしょう

これからのこと

お薬ですが、痛み止めと、関節のためのビタミン剤を出しておきます

抗生物質は、あと1日分、あります。

抗生物質は飲み切ってください。

症状が出たら痛み止めですね

アンナ、痛かったワン……。そう言われてみれば、痛かったワン

アンナ、気づいてやれなくてごめんな

あと、ご家族で決めてもらうことなんですが

はい

詳しく見るとなると、本格的な検査になります。どうしますか?

いま急いでやらなくていいと思う

でも、血液検査は、定期的にしたほうがいいんですよね

そうですね

帰り道

アンナ、頑張ったワン。痛み止め、もらったワン

電車の音に吠えるんだけど、最近、吠えないな。もしかして吠えると体が痛いのかもね。……ん?アンナ、何を見てる?

ワン!ワンワン!

いつものアンナだ

そうだね。バギーの中から、路面電車に向かって吠えるアンナが戻ってきた

戻ってきたのはいいけど……また近所に迷惑かけちゃうね

アンナ、電車は許せないワン!

家にて

調べてみたら、炎症が原因でALPがあがることもあるらしい。まず炎症と痛みの兆候をしっかり見守るよ。

アンナの前足がまっすぐじゃないって、サンス、知らなかったッス

アンナも、知らなかったワン。先生に言われて、はじめてわかったワン

アンナ姉さん、立ち上がるとき、ちょっとゆっくりだニャ。それ、前からだニャ

……そうか。ハコのほうが、よく見てたんだな。触るとわかりますよって言われたけど、やっぱり難しいね

ぼくも見てるニャア

この記事は、我が家の体験を記録したものです。症状や検査の見方は、動物ごとに違います。病気の診断や治療の判断は、かかりつけの獣医師にご相談ください。

足が動かない?愛犬の高熱に気づいた日

熱いかも

ねえ、アンナ。ちょっと抱っこするよ

……ワン

あれ、なんか体が温かいな。それに息も荒い気がする

大丈夫だワン。散歩も行けるし、ご飯も食べてるワン

そうか、元気ならいいんだけど

散歩

あれ?アンナ、どうした?

…………

……ワン、ここ、降りられないワン……

玄関の段差で止まっちゃった……。たった 10 センチなのに

足に力が入らないワン。歩けないワン……

おかしいな。関節のトラブルか?でも昨日まで普通に歩いてたのに

翌朝

ああっ、痛いワン。動かないワン……

アンナ、体の向きを変えるのも辛そうだ。これはただごとじゃない

やっぱりおかしいね。熱っぽいし、動物病院に行こう

病院

では、体温を測りますね

ワン……

……39.9 度。かなり高いですね

えっ、犬の体温ってそんなに高いんですか?

犬の平熱は 37.5 度から 39 度くらいです。39.9 度は明らかに発熱しています。この熱で足に力が入らなくなっているんです

熱があったから、動けなかったんだワン……

熱を下げる注射を打ちましょう。数時間で下がってくるはずです。薬は今回は出さずに、様子を見てください。明日の朝、まだ熱が下がっていなければ、また連れて来てください

風邪かも

そういえば、足を洗ったあとはどうしていますか?

洗った後は……タオルで拭いています

ちゃんと乾かしていますか?濡れたままだと、冷たい空気を浴びたときに体が冷えて、風邪を引くかもしれませんよ

そうか……ちゃんと拭いて、乾かさないと

あと、エアコンの風があたるところと当たらないところを作っておいてください。アンナちゃんが自分で体温調節できるように、自由に行き来できる環境にしてあげるといいですよ

帰宅

アンナ、帰ってきたよ

ワン……パパ、横にいてくれるワン?

もちろん。仕事しながらでも、アンナのことは見てるよ

ありがとワン。ちょっと、眠いワン

寝ていいよ。俺がそばにいるから

アンナ姉さん、大丈夫ニャ?なんだか元気がないニャ

姉さん、いつもは僕たちに構ってくるのにニャア。今日はぐったりしてるニャア

早く元気になってほしいニャ……。心配だニャ

僕たちも姉さんのためにできることあるかなニャア

アンナ、大丈夫ッスか?サンス、心配ッス

サンス……ありがとうワン。ちょっと、休むワン

任せてくださいッス。サンス、ここでアンナのこと見張ってますッス。パパが寝室に行ったあとも、朝までずっとッス

みんな心配

夜になって、ちょっと熱が下がったかな。触った感じ、少しマシだ

そうだね。でもまだ平熱じゃないね

エアコンの設定、見直そう。効きすぎてたかもしれない

アンナ、寒くない?大丈夫?

パパ、ママ……ありがとうワン。熱、下がってきたワン

アンナ姉さん、早く良くなるニャ。一緒に遊べるの待ってるニャ

姉さん、元気になってニャア。僕たち、姉さんのこと大好きだニャア

翌日の朝

昨日よりは楽になったようにみえるけど、まだ動きがゆっくりだね。アンナ、今朝も抱っこするよ

ワン……

まだ熱っぽいね

また病院へ

……39.4 度。まだ高いですね。昨日より少し下がりましたが、平熱には遠いです

そうですか……

解熱と抗生物質の注射をしましょう。あと、念のため採血もしておきます

ワン……また注射ワン……

アンナ、がんばって

痛そうだったけど終わりました。

血液検査の結果は、この病院ではすぐには出ません。検査機関に依頼するので、数日かかります

そうですか。何か異常があればわかりますか?

炎症の数値や、他の病気の兆しがあればわかります。なにもないことを願いましょう

あと、数日後にトリミングの予定があります

お休みしたほうがいいですね

わかりました。キャンセルします

アンナ、帰ろう

ワン……疲れたワン

帰宅しました

アンナが涼しく過ごせるように、何かできないかな

扇風機とか?

そうだね。直接風を当てるんじゃなくて、部屋の空気を循環させるように

こうやって、アンナのベッドの横に置いておけば、暑いときに自分で涼しい場所を選べるね

パパ、ありがとうワン。これで少し楽チンだワン

アンナ姉さん、まだしんどいニャ?

うん、ちょっとしんどいワン。でも、みんなに看病してもらえて幸せ者だワン

姉さん、早くよくなってニャア。僕たち、また遊びたいニャア

アンナ、サンスもまだまだ見守ってるッス。元気になるまでずっとッス

みんな……ありがとうワン

血液検査の結果は数日後だ。なにも異常がないことを願うばかりだ

そうだね。ただの風邪であればいいんだけど

アンナ、がんばれ。パパとママがずっとそばにいるから

ワン!アンナ、がんばるワン!みんなのために、早く元気になるワン!

『ぬいのおへや』動画チャンネルはじめました

以前のブログ「ねこのぬいぐるみ動画」では、書籍を元に作ったぬいぐるみを動画にして紹介しました。

これは 「物語風の動画が作れるかどうか」を確認するための試作でした。

今回はオリジナル

自分たちの世界観で、自分たちの物語を作りたい。

kikurako は、シュアルタの猫や犬をモデルにしながら、 オリジナルのぬいぐるみを一から作り直しました。

そして、新しい YouTube チャンネルを始めました。

ぬいのおへや / Nui no Oheya

www.youtube.com

チャンネルで公開している動画

現在、2本の短編動画を公開しています。

エピソード1「路面電車でお出かけ ホットケーキを食べに」 

路面電車に乗ってカフェへ。

エピソード2「公園で出会ったおともだち」 

主役の猫のぬいぐるみが公園で誰かと出会うお話です。

2本とも 60 秒の縦動画。続き物なので、ぜひ順番に見てください。

登場キャラクター

  • 主役の猫のぬいぐるみ kikurako オリジナル。
  • 電車の乗務員 / 猫のフク シュアルタにいる猫フクがモデルです。
  • エピソード2に登場する白い犬のぬいぐるみ シュアルタにいる犬アンナの影響を受けて作られたキャラクターです。

舞台

広島の公園、路面電車、カフェ。 シュアルタのある土地の風景を、ぬいぐるみたちの目線で歩きます。

制作体制

  • 企画・編集・オリジナルぬいぐるみ制作: kikurako
  • 映像・音楽: Gemini その他のAI

映像と音楽は AI で作成しています。 企画、編集、ぬいぐるみ制作と参照画像の撮影は kikurako がやっています。

今後の予定

エピソード1・2は、長い物語の始まりにすぎません。 今後も、ぬいぐるみたちの小さな冒険を続けていく予定です。

チャンネル登録、コメント、高評価をもらえるとうれしいです。

ぬいのおへや / Nui no Oheya – YouTube