アンナのおはなし
シーリハムテリア、メス、9歳のアンナだワン。
パパが忙しそうなので、代わりにブログ書いてるワン。これはパパへのお手紙だワン。
いつも「上手」とか「よし」とか、色んな褒め言葉をくれてありがとうワン。
でも、もしできたら「いい子」って言葉に統一してくれたらうれしいワン。統一された言葉はわかりやすくていいワンよ。
英語でトレーニングする人は、わんちゃんが男の子でも女の子でも Good Boy で統一するらしいワンよ。
それからね、パパは「待て」のあとで「もう待たなくていいよ、うごいていいよ」の合図にも「よし」って言ってるワンよ。
たしかに「よし」でごはん食べさせてもらえるので、いい意味の言葉にはなっているワンよ。でも「よし」の意味が「ほめている」と「うごいていいよ」のどちらなのか、はっきりしてないワンよ。
どうやら、英語だと Stay で「待て」させて、Okay とか Release で解除するらしいワン。
Good Boy とは違う言葉をちゃんと使ったらいかがワンか? 例えば「待て」のときは「オッケー」とか。
アンナも、新しい言葉の使い方に慣れるまでに時間かかるかもしれないワン。
だけど「いい子」はほめ言葉、「オッケー」は「動いていいよ」の合図。ちゃんと使いわけたほうが、アンナがスムーズにお勉強できるワンよ。ママとも相談しておいてくれワン。
パパのおへんじ
アンナとのコミュニケーションがまだまだ雑だなあ、まずはどこから手をつけたらいいかなあ、と思っていました。
ありがとう、アンナ。褒めるときは「イイコ」に統一。ママとも話をしたよ。
よろしくね。
アンナのおはなし:ほめられ方
お返事ありがとうワン。じゃあついでに言わせてくださいワン。
ほめる言葉とおやつについてワンよ。パパ、最近おやつがすぐになくなって、「また買わなきゃ」と言ってるワン。
ほめる言葉の後に必ずおやつをもらえるのは、最初は大事なトレーニングだけど、そろそろ次のステップに進む時期かもしれないワンよ。
例えば、パパがボールを投げて、アンナが追いかけて取ってくる、いつもの遊び。
その際、パパは「いい子」と言ってほめてくれるし、いつもおやつもくれるワン。
でも、毎回、同じだと、おやつをもらうことが当たり前に感じてきて、おやつが目的になってしまうワン。アンナが遊びの楽しさよりも、おやつに焦点を当てて、しつこくなる可能性があるワンよ。
アンナはパパと楽しい時間を一緒に過ごしたいから、ほめられたときだけでなく、いつでも頑張るようにしたいワン。
だから、部分的強化スケジュールというトレーニング方法を試してみたいワン。これは、必ずおやつがもらえるわけじゃなく、時々だけおやつがもらえるんだワン。その代わり、もらえたときは特に嬉しくて、長い間、頑張る気持ちが持続するんだワン。
例えば、10回中1回だけおやつがもらえるようにすると、アンナは嬉しさがアップして、持続的に頑張ることができるかもしれないワン。
アンナはおやつも大好きだけど、パパと一緒に過ごす時間が一番大事なんだワン。
アンナ、もう、子どもという年齢じゃないけど、新しいトレーニングで、もっと賢くていい子になるよう頑張るから、よろしくワン!
まとめ
自分の飼い犬への接し方に一貫性を持たせたいと思っているのですが、本当にちゃんとできているのか、ときどき振り返ってみようと思います。
今回の記事のまとめです。
- 「いい子」に統一: 犬が何か良いことをした時、「よし」や「上手」ではなく「いい子」と一貫して言うことで、犬はそのフレーズがポジティブな報酬であると、より早く理解する。
- 「待て」と「オッケー」の組み合わせ: 「待て」と指示した後に犬がちゃんと待ってくれたら、「オッケー」と言って解除します。「オッケー」が行動を再開する合図であると犬に学習させたい。ついパパは「よし」と言いたくなるけど、これからはやめる。
- おやつの確率を下げる: 最初は頻繁におやつを与え、徐々にその頻度を下げていきます。これにより、犬は指示に従う行動そのものも報酬と感じ始め、おやつがなくても良い行動を続けるようになるはず。
一貫性と時間をかけることが、トレーニングには必要とされます。
アンナも私も新しいやり方になじむまで時間がかかるので、やろうと思っていることを、あえてこちらで紹介しました。
写真は、あまり内容とは関係なく、夜のバギー散歩の様子です。ワンワンとアンナでもこんな写真を紹介してますが、この夏は、ずっとこんな感じで、途中でバギーからおろして、しばらく歩いて、最後はまたバギーで帰宅、みたいに散歩をしています。