みやうち 沙矢さんのコミック「DOG SIGNAL」を電子書籍(Kindle)で見つけて読みました。2019年1月に第1巻が出て、現在は第3巻まで出ているようです。第1巻は Kindle Unlimited の対象です。
KADOKAWAの紹介ページ(第1巻)
コミックナタリーの紹介記事
犬のしつけについて、何冊か入門書や専門書を読みましたが、こんな作品があるなら最初にこれを読むべきでした。
ドッグトレーナーにあこがれて学び始めた主人公と、神業ドッグトレーナー、二人のイケメンを中心に、彼らの飼い犬たち、そして彼らの客として訪れる人たちの物語を通じて、犬を飼う人の典型的な(あるいはやや複雑な)失敗や悩みが紹介され、ところどころに、大事な理論や知識をわかりやすく説明するページがあります。
主人公が知識ゼロからドッグトレーナーとして成長していく様子が描かれており、読者も知識ゼロからこの世界を学べると思います。さらに、飼い犬の行動に悩む客たちの「犬が発するシグナル」をヒントに、愛犬たちと飼い主たち、両方の問題を解き明かす、ミステリーの要素もあります。
罰を与えてしつける方法(強制法)と、ほめてしつける方法(誘導法)の葛藤も、登場人物たちの過去に絡めて描かれます。読者も「犬の幸せについて悩み続ける登場人物たち」に共感できるのではないでしょうか。
主人公たちが(主要な客である女性たちの心を動かす)イケメンであることは、お話なので羨ましがっても仕方ないですね。。
「犬は飼い主の気持ちに連動する生き物だ」というセリフを、私も愛犬と向き合うときに意識し始めています。
シュアルタの「タ」と「ル」も、独学の限界を感じて、ドッグトレーナーさんのお世話になりはじめました。アンナと私たちの新しい学びの成果は、いずれまたご報告できればと思います。