犬の靴の改造

犬の靴のサイズ選びは難しい と書いた件の続きです。

これまでも紹介してきた使い捨てペットシューズ「ワンちゃんの靴」について。

WICKEDPUP ワンちゃんの靴

LとMの中間のサイズが欲しい、そして、できれば重ね履きしてもっと丈夫にしたい、ということで、無茶な改造を報告しました。

最近はこの方法で落ち着いています、という簡単なレシピ紹介です。

LとMを1個ずつ用意します。

小さい方(M)の上だけ、真ん中にハサミを入れて切ります。

小さい方を大きい方に向きを揃えて差し込み、できるだけ奥まで入れます。

奥まで入れようとすると、マジックテープのような白いギザギザの部分が引っかからないように、いったん潰して入れる必要があります。

仕上げとして、内側の靴のギザギザの部分は、外側の靴の内面にくっつけてやります。

昔の写真

おまけに紹介しているアンナとハコの写真ですが、今回は、昔の写真を紹介します。

お迎えした直後のアンナです。3ヶ月くらい。最初は目のまわりが白くなかったんですね。。

こちらも生後1ヶ月くらいのハコ。子ネコという顔つきですね。

いまでももちろん可愛いのですが、ずる賢かったり、だんだんシニアになってきたり。いちばん可愛かったときのことを忘れないで、向き合っていこう。

ハコ「よろしくニャア」

アンナ「よろしくワン」

犬の靴のサイズ選びは難しい

愛犬の肉球ケア と 靴をはいた犬 の続きです。

なぜ犬の靴?

アンナ(9歳のイヌ、メス、シーリハムテリア)の散歩で、あいかわらず苦労しています。

他の犬に吠えたり、通りかかった車やバイクや路面電車に吠えたり、他の犬のマーキングのあとに向かって突進していったり、うごかなくなったり。

体重9キロが怪力でリードを引っ張るので、飼い主も大変なのですが、足の裏にもかなり力がかかるようです。肉球が擦り切れたり、血が出たりしました。

以前書いたとおり、みつろうクリームで肉球のケアを続けていますが、そもそも裸足で散歩に行くのがよくない、と考えて、靴を探し始めました。

興奮しにくい、散歩が上手な子になってくれればいいのですが、これについては、いずれまた書きたいと思います。

ワンちゃんの靴

以前の記事 靴をはいた犬 で紹介したのが使い捨てペットシューズ「ワンちゃんの靴」です。

WICKEDPUP ワンちゃんの靴、48枚入、6色ミックス、L | 犬用靴下、滑り止め、滑らない | ペット用くつ、足舐め防止 | 猫用くつした、脱げない | 犬用ブーツ、履かせやすい

またアマゾンのリンクをはっておきますが、使い捨てシューズは、衛生的で、手軽で、比較的安価なのがよいところです。

アンナの足の大きさから判断して、最初はLサイズを選びました。

でも、しばらく使いながら観察すると、後ろ足ばかり、脱げたりずれたりするのでした。

前足と後足の大きさが違う。気づかなかった。

そこでMサイズを買いなおしてみました。

2種類のパッケージを並べた写真です。デザインは同じで、箱の大きさがちょっと違います。

中身を並べた写真です。左がLサイズ、右がMサイズ。一回り小さいですね。長さで比べると、12センチと10センチでした。Mサイズは足を入れるところの形状もまっすぐで、ちょっとデザインが違います。

後足を重ね履きにする

「前足はL、後足はM」を履かせて歩かせたのですが、興奮して後ろ足を踏ん張ると破れてしまうので、たよりないと感じるようになりました。

以前の記事でも販売元の説明とは違う使い方を紹介してしまったのですが、またしても、ここから勝手なことを書きます。自己責任でご判断ください。

後足は、Mを履かせて、その上にさらにかぶせてLを履かせられる、と気づいたのでした。

手順はこうなります。

  • Mサイズを履かせる
  • Mサイズ用のストラップで止める
  • その上にLサイズを履かせる
  • 外側をLサイズ用のストラップで止める
  • 最後に固定用のテープを巻く

これはわりとうまくいって、嫌がりもせず、歩き方もおかしくならず、使えています。

そしてだんだん前足が気になってきました。実は前足もLサイズは大きすぎるのではないか、と。

前足も重ね履きするには

前足はずっとLサイズを普通に履かせていますが、いつの間にか左右にずれてしまうことが多く、ひどいときには散歩の途中で脱がせて履かせ直していました。

この状況は、Mサイズに買いなおす前の後足と同じだな、と気づきました。

では前足はMサイズが入るのでしょうか?入りません。途中で引っかかって、足の先が靴の奥に当たりません。

ダメもとでやってみようか、と思いついたのが、「どうせ重ね履きするので、内側の靴に切り込みを入れる」というアイディアです。

こうやって履かせる

ここからは、改めて手順を説明します。

なお、私()のやり方は、犬と人の体の大きさによっては、難しいとのことです(に指摘されました)。ご了承ください。

犬を膝の上にのせて、ホールディング、「さかさだっこ」します。撮影のために片手でやってますが、左右の手で、犬の左右の前足を握ります。犬があばれるときは、無理をしないで、まずホールディングそのものを練習します。

ワンちゃんの靴を手に取ったところです。封筒のようになっていて、両側から押さえてつぶすと、口が開いている側に、足を差し込める穴ができます。

アンナの後足に「ワンちゃんの靴」Mサイズがすっぽり入ったところです。裏側が肉球の向きになるように、曲がらないように気をつけます。

靴の上側のザラザラしたところの左右どちらかの端に、付属のストラップの端をつけます。

ストラップの反対側を、靴の左右の縁を裏側に織り込むように、ぐるっと巻いて、ゆるみがないようにして、ザラザラの部分の残りを使って固定します。

ストラップを巻き付けたところを靴の裏側から見た写真です。

付属の「ふわふわテープ」を外側に巻いているところです。このテープは手でちぎれないので、ハサミで切ります。

以上が、販売元の説明する手順です。

ここからは、前足で私が試したこと(実験)です。

Mサイズの靴の左右の片方の縫い目の付近を、切ります。70パーセントくらい切ったかな。。切り方が少ないとやっぱり足が入らないです。

履かせ方は同じです。切れ目を入れたところは、足がはみ出しています。

MとLの靴の重ね履きの説明です。

重ね履きした後の写真です。下の靴はほとんど隠れて見えません。

犬の足には、上のほうにも肉球があるので、注意します。この履かせ方では、上の肉球がちょうど靴の上の端の位置になっています。邪魔にはなっていないようです。

肉球や関節の場所に靴が当たったり、その場所が靴を固定する場所にかぶったりすると、犬は不自然に歩いたり、転びそうになったり、脱ごうとしたり、不快を訴えたり、まあいろいろ大変です。

4本の足に「ワンちゃんの靴」を履かせた様子です。

家の中で試す

このブログで紹介するつもりで買ったけど、うまくいかなかった靴がいくつもあるのですが、玄関から外に出ると、最初の30秒くらいで「ああこりゃだめだ」とわかります。

なので、先ほど紹介した「無理やり重ね履き」も、家の中で試して、不自然さや不快さがないかをチェックしているところです。

この状態で部屋の中で歩いたり走ったり、ソファに飛び乗ったりしています。いまのところ大丈夫そうです。

ごろーん。

最近は、夜、暗くなってから散歩に行くことが多いです。靴を履いていたとしても、アスファルトの上は熱いし、日差しも厳しいし。

人が地面に手を触れて5秒がまんできないなら、犬を歩かせるな、という話もあります。

というわけで、今回の実験の、本番は夜になる予定です。

肉球はいま

肉球ケアをはじめて5カ月くらい、裸足散歩をやめて3カ月くらいになりますが、アンナの肉球はどうなったかというと。。

あまりキレイな絵でもないので、写真は遠慮しておきますが、よくなっています。

あるとき、肉球にピンク色の部分が現れました。その部分だけ子犬の肉球のような色でした。しばらくすると白いカサカサの「年齢相応」の肉球になりました。

肉球は痛んだら元に戻りにくいと言われたのですが、自分で治す力をちゃんと持っているんだな。。

靴の話、そして「もっと上手にお散歩したい」という話は、これからも書きます。

靴をはいた犬

 

散歩のあとで犬の肉球にみつろうクリームを塗っていることを書きました。

アンナの肉球ケアはずっと頑張っていたのですが、期待したほどは改善しませんでした。朝はトレーニングを休んで肉球ケアだけしていました。すると「興奮しやすさ」も強くなってしまいました。散歩中にはげしく吠えると足に力がかかって、肉球も痛んでいきます。

これは悪循環なので、なんとかしよう、と思い、散歩用の靴を探し始めました。

今回紹介するのは「アンナに合いそう」と判断した「使い捨てペットシューズ」です。

WICKEDPUP ワンちゃんの靴、48枚入、6色ミックス | 犬用靴下、滑り止め | ペット用くつ、足舐め防止 | 猫用くつした、肉球の保護 | 履かせやすいドッグブーツ (Lサイズ)

パッケージの写真。「ワンちゃんの靴」の文字と、犬のイラストが目立ちます。サイズは4段階あります。一番大きいLサイズを買いました。

写真 ワンちゃんの靴 パッケージ

中身の写真です。使い捨てのシューズ本体と、シューズを足に固定する2種類のテープが入っています。

写真 ワンちゃんの靴 中身

シューズは細長い「封筒」のような形で、色がついている部分は不織布です。反対側の黒い樹脂の面が足の裏になるように、足にかぶせます。上側に面ファスナーのようなシールが貼られています。

1番目のテープを、そこにうまくくっつくように、巻き付けます。シューズを巾着袋のように絞って足に固定します。テープはピンク色と緑色のリバーシブルで、伸び縮みします。歩いても脱げないためには、きつく止める必要があります。この1番目のテープは繰り返し使えます。

2番目のテープは、1番目のテープが剥がれないために、外側に巻き付けるものです。緑色の犬のイラストが書かれた、ふわふわっとした素材のテープです。手ではちぎれなかったので、ハサミで切ります。強い粘着力はないのですが、巻き付けるとくっついて、歩いている間は剥がれません。

この靴を履かせた前足の写真です。

写真 アンナの前足 水色のペットシューズを履いている

最初の数回は、テープの締め方の加減がわからなくて、歩いている途中に脱げてしまいましたが、だんだんうまく使えるようになりました。

ずれることがなければ、1回の散歩では破れることはなく、期待通り、散歩で肉球が痛まなくなりました。

散歩の前に靴を履かせる手間はかかりますが、散歩の後は、足がドロドロにならないので、足を掃除する時間が減りました。

肉球の状態がよくなってきたので、トレーニングも再開しました。リードをつけて歩かせたり、マテをさせたり、といった、基本的なことを、またコツコツやりなおしています。

散歩に行く準備として、私はまずアンナを「ホールディング」して、後足、前足、と順番にこのシューズを履かせます。ですが、ルはこの作業は難しいと言っています。そもそも、足先を触られて嫌がるようなワンちゃんだと、こういう靴を履かせようとすると暴れるでしょう。

2番目のテープが、ちょっと足りなくなってしまい、かわりになるものを100円ショップで探したら、ダイソーにこんなものがありました。

まず、医薬品の棚にある「指にはつかずテープ同士がくっついて止まるテーピングテープ」です。「指・手首など」と用途が説明されています。イラストもなにもないベージュ色のテープですが、同じように使えました。

写真 ダイソーのテーピング用テープ

もうひとつは、これは自己責任でご判断いただきたいのですが、「5本入りケーブルタイ」です。幅2センチ、長さ18センチ、英字柄、スモーキーカラー。面ファスナーで固定します。スマートフォンの充電ケーブルなどを整理する目的のものです。

写真 ダイソーのケーブルタイ

これを1番目のテープの外側、足に巻き付けて固定します。以下はやってみた写真です。散歩のあいだ靴を固定する目的は果たせましたが、アンナが快適だったかどうかはわかりません。

写真 ペットシューズをケーブルタイで止めている

このシューズを履いてアスファルトを歩くと、スリッパやサンダルで歩いているようなカサカサという足音になります。脱げそうになると足音や歩き方が乱れるので、気を付けた方がいいでしょう。

もっと耐久性のありそうな犬用シューズも試していたのですが、足に合わなくて、すぐにずれたり向きが変わってしまい、うまく歩けなかったり、破れてしまったり、という結果です。特に後足は力がかかりやすいので、ずれないように細心の注意が必要と思います。

犬用シューズについては、他のものも試して、また報告を書きたいと思います。

犬の散歩 ビフォーアフター

今回は、アンナ(愛犬)の散歩について、振り返ってみます。

犬に散歩をさせる目的は。。

  • 適度に運動させる
  • リフレッシュさせる
  • 社会化をさせる
  • 飼い主とのよい関係を築く

などと言われます。

アンナは散歩中に、他の犬のマーキング(おしっこの跡)の場所で立ち止まって、クンクン、臭いをかぎはじめます。人間がSNSで興味を持った投稿に「いいね」をするように、犬も他者のマーキングに「いいワン!」をするのでしょうね。。

同じ場所にさらにマーキングをしたがりますが、屋外でのトイレのルールやマナーに注意が必要です。

あまりしつこく臭いを嗅ぎ続けるのは好ましくない。他の犬の臭いを気にしすぎると、どんどん臆病になってしまう。そんな懸念も読んだことがあります。どなたの何の記事だったか思い出せず。。(出典がわかったら、加筆します)

クンクンしつづけるばかりで、歩いてくれないのも、こまりますね。

以前のアンナの散歩は、こんな感じでした:

  • とにかく興奮して人間を(リードを)ひっぱり続ける。
  • かと思うと、歩かなくなることもある。仕方ないので、おやつを見せて、歩かせる。
  • 飼い主がぼんやりしていると、道ばたの雑草を食べる。「道草を食う」は現実にあるんだなと驚きました。アジサイなど、犬がたべると危険な草花もあるので注意が必要です。
  • クルマやバイクや他の犬が近づくと、はげしく吠える。迷惑になると思い、吠えてしまったら抱っこしてその場を離れたりしていました。
  • 坂道や階段をのぼったり降りたりすることも多かったですが、ときどき、腰を痛めて、獣医さんのお世話になっていました。
  • 飼い主は、というと、スマホを見ながら犬の散歩。散歩のついでにポケモンを探していたこともありました。ひどい飼い主だ。

そんなアンナと飼い主が、あるとき(2020年の春 DOG SIGNAL を紹介 したころ)、散歩に限らず、とにかく「もっと穏やかに暮らしたい」と決心して、ドッグトレーナーさんに相談して、いろいろ勉強しました。

一般的には、子犬のときに、パピークラスなどと呼ばれていますが、乗り物の音や他の犬に慣れておきましょう、という話です。

成犬になってから、どこまでトレーニングで頑張れるのか?

「しつけ」とか「ドッグトレーニング」とか、かわいそうだったり残酷だったりしないのか?

トレーニングの話は、別の機会に。

いま、アンナの散歩は、こんな感じになっています:

  • 飼い主と同じ速さで歩かせます。リードを短く持って散歩をするので、引っ張っても、ワガママな歩き方はできません。
  • 拾い食いもさせません。リードを短く持ち、地面に落ちたものを口に入れそうになったら、遮ります。健康のためでもあり、「ワガママな行動は許されない」と教えるためでもあります。
  • 飼い主はスマートフォンなどに気を取られず、アンナと周囲の状況に気を配りながら歩きます。
  • アンナが吠えそうな状況(他の犬、バイク、トラック、体育館の球技の音、などなど)が近づいたら、まずは、避ける、逃げるように努力します。
  • 抱っこをして危険を回避する場合は、吠えてしまってから、ではなく、吠える前に抱っこをします。犬にとっては「抱っこ」は「ごほうび」であるため「吠えたら抱っこしてもらえる」という条件づけは成立させたくないのです。
  • 他の犬やバイクがすれ違っても、吠えないで我慢してくれたときには、「オスワリ」をさせて、それからおやつをあげます。「吠えたら叱る」ではなく、「吠えなかったらほめる」を心がけています。
  • 坂道や階段の上り下りは避けています。そのせいか、最近は腰を痛めることがなく過ごせています。
  • 歩かなくなることは、やっぱりあるけど、無理にひっぱらない。歩いてくれそうな方向を、さぐっていきます。目に見えない迷路で出口を探す感覚になります。
  • 同じ場所に執着するなど、アンナのわがままに従うと「悪くなりそう」だと思ったら、悪い流れを断ち切ります。抱っこで別の場所に運んだり、仕方なくおやつに頼ったり。。まだまだだな。。

他のワンちゃんとご挨拶をする機会もありますが、うまくできなくて、吠えられたり、吠えたりすることも。ごめんなさい。

9歳のシニア犬になってしまいましたが、これからも「よい行動を褒めて増やす」ことを続けたいと思います。

散歩にいつも使っているグッズや、その他の細かいことは、次の機会に書きます。

写真は7年前、まだ1歳半くらいのころのアンナ。

次は2年くらい前、まだまだ落ち着きがなかったアンナ。

最後は1年くらい前。このころから落ち着いてきました。

 

宮島とアンナ

 

先週、久しぶりに宮島へ行ってきました。

コロナ禍になってから外出も近所で済ませていたので、

日帰りとはいえ観光地は久しぶりです。

 

 

新緑が爽やかで気持ち良かったです♪

お天気も良く上着を着ていると暑いくらいの陽気でした。

 

 

空も海も青く。

この日の海はきれいなブルーの濃淡で透き通っていました。

 

 

お昼は、牡蠣うどんをいただきました。

大きな牡蠣がたくさん入っていて出汁もおいしかったです😋

ごちそうさまでした。

 

 

その後、珈琲とレモンチーズケーキを♫

甘酢っぱくて爽やかでこちらも美味でした。

ごちそうさまでした。

 

 

鹿さんもお食事中でしたよ^^

散策していると桜の花びらが、ひらりひらりと舞い降りてきて、

それはそれは美しかったです。

 

 

アンナは先日トリミングへ。

白くふわふわになって帰ってきました🐾

アンナも宮島へ行ったことがあるんですよ。

そういえば鹿さんに挨拶したがっていたけど笑

また機会があったら連れて行きたいな。