ネコのハコ(2歳7ヶ月)に、ひさしぶりに首輪を買ってあげました。
ピンク色の革の首輪で、バックルと反対のところに、やはりピンク色の鈴がついています。つけてあげたのは2週間くらい前です。
最初の写真は後ろ姿。鈴が見えると思います。
次の写真は正面からのハコの顔。ちょっとベルトの余った部分が長かったのですが、こうしてみると、ベルトが毛に隠れてしまって、余った部分だけが目立っています。
ネコ用の首輪には、一定の力がかかると外れるもの(「はずれる首輪」)と、そうでないもの(イヌ用と同じもの)があります。
ハコには何度か「はずれる首輪」を買ってあげたのですが、嫌がって自分から外そうとしました。その嫌がり方が、見るのも申し訳ないくらい、体をねじって、首輪を外そうとします。
首輪のキツさ・ゆるさも悩ましいところです。きついと、猫が成長すると、あっという間に首を絞めてしまいそうです。そもそも、きつめの首輪をつけようとすると、尋常でなく嫌がるので、引っかかれるとか、噛みつかれるとか、いろいろな覚悟が必要です。
一方で、緩んでいると、付けることはできるのですが、すぐに、ハコはつけられた首輪のベルトを口の中に入れて、かじって壊そうとします。それでなくても誤食・誤飲が心配なので、とても首輪は無理だな、と諦めていました。
ふと気づくと、すっかりハコも成猫になっていました。
できればリードをつけてアンナとハコとみんなで散歩できたり、どこかに預けないといけなくなったり、といったことを考え始めました。
そんなときにペットショップで「はずれる首輪」ではない、犬用と兼用の今回の首輪を見つけて、トライしてみた、というわけです。
さて、今回の首輪はどうだったのか。いまのところ、ハコはおとなしく、この首輪を受け入れています。いちおう大きめの首輪を選んだので、首と首輪の間に私の指が2本入ります。首がもっと太くなっても大丈夫ですが、いまの体重(5.2kgくらい)をキープしてもらいたいです。
ときどき、床や壁に首をこすりつけています。首輪をはずす方法を探しているのかも知れません。これは、諦めてくれるのを待っています。
ネコに首輪をつけることのメリットは何でしょうか?
まず、鈴がついていると、人間が、ネコの接近に気づきやすくなります。ネコには迷惑かも知れませんが、存在に気づかないと「ねこふんじゃった」ということもあります。
うっかりクローゼットやトイレに閉じ込めてしまった、といったことにも気づきやすくなります。
次のステップとしては、連絡先や迷子札をつける、といったことがやりやすくなります。マイクロチップという話もありますが、我が家のわんにゃんはまだです。
先ほども書きましたが、首輪にリードをつければ、お散歩ができます。そんなネコちゃんを、ときどき見かけます。ただし、いわゆる「はずれる首輪」ではリードをつけられません。
さらに、イヌやネコの首につける小型の装置で、行動を記録してリモートで見守る、といったものが、話題になっています。試してみたかったのですが、今回、首輪を受け入れてくれたので、やっと現実的になりました。
そのネコちゃんに似合っていて、かわいいかどうかも、たぶん大事です。
ピンクの首輪、ハコに似合ってる、かわいい首輪だと思います。