子猫がやって来た。

 

6月27日に、いつものアンナの散歩道で、生まれたばかりの子猫が置き去りにされてニャアニャア鳴いているのを見つけて、保護しました。

 

すぐに動物病院で見てもらったところ、体重180グラム、生後10日くらい、性別はまだわからない、とのことでした。ごく少量ノミ・ダニ駆除の薬を塗っていただき、育て方を教えてもらいました。

それから、ペットヒーターと湯たんぽで保温、鳴き始めたら排泄の世話、子猫用の粉ミルクをお湯で溶いて飲ませる、という日々が続いています。

これは家に来て3日目くらいの写真、まだ耳が開ききっていません。

続いて、昨日の写真。耳もピンと広がって、顔つきもしっかりしてきました。体つきもどんどん丸く大きくなって、ツメものびています。体重は295グラムです。

どうやら女の子だとわかったので、名前をつけました。

私たちと出会ったときに、葉っぱの下でミャアミャアないていたので、「葉っぱの葉」に「子どもの子」で「葉子」と書いて、「ハコ」と読むことにしました。ふだんは漢字で書かないで「ハコ」と呼ぶつもりです。

ハコちゃん、シュアルタにようこそ。今日まで元気に育ってくれてありがとう。これからもよろしくね。そして、アンナとも仲良くしてね。

おことわり:詳細な事情は割愛しますが、よそのお宅の敷地に無許可で立ち入って保護したわけではありません。

DOG SIGNAL

みやうち 沙矢さんのコミック「DOG SIGNAL」を電子書籍(Kindle)で見つけて読みました。2019年1月に第1巻が出て、現在は第3巻まで出ているようです。第1巻は Kindle Unlimited の対象です。

KADOKAWAの紹介ページ(第1巻)

コミックナタリーの紹介記事

犬のしつけについて、何冊か入門書や専門書を読みましたが、こんな作品があるなら最初にこれを読むべきでした。

ドッグトレーナーにあこがれて学び始めた主人公と、神業ドッグトレーナー、二人のイケメンを中心に、彼らの飼い犬たち、そして彼らの客として訪れる人たちの物語を通じて、犬を飼う人の典型的な(あるいはやや複雑な)失敗や悩みが紹介され、ところどころに、大事な理論や知識をわかりやすく説明するページがあります。

主人公が知識ゼロからドッグトレーナーとして成長していく様子が描かれており、読者も知識ゼロからこの世界を学べると思います。さらに、飼い犬の行動に悩む客たちの「犬が発するシグナル」をヒントに、愛犬たちと飼い主たち、両方の問題を解き明かす、ミステリーの要素もあります。

罰を与えてしつける方法(強制法)と、ほめてしつける方法(誘導法)の葛藤も、登場人物たちの過去に絡めて描かれます。読者も「犬の幸せについて悩み続ける登場人物たち」に共感できるのではないでしょうか。

主人公たちが(主要な客である女性たちの心を動かす)イケメンであることは、お話なので羨ましがっても仕方ないですね。。

「犬は飼い主の気持ちに連動する生き物だ」というセリフを、私も愛犬と向き合うときに意識し始めています。

シュアルタの「タ」と「ル」も、独学の限界を感じて、ドッグトレーナーさんのお世話になりはじめました。アンナと私たちの新しい学びの成果は、いずれまたご報告できればと思います。

アキレスのおやつ

ペットショップやホームセンターに行くと愛犬用の「おやつ」がいろいろ並んでいて、目移りしてしまいます。

こんどはアンナ(私たちの愛犬)にどんなおやつをあげようか、などとワクワクする一方で、おやつを使って愛犬の行動をうまくコントロールしたいときもあります。例えば、お散歩の途中で歩かなくなってしまったとき、いますぐクレートに入って欲しいとき、おもちゃを壊し始めたとき、などなど。。

犬はおやつをもらえると、「この行動をすればおやつがもらえる」という学習をすると言われています。おやつのあげかた、特にタイミングが重要です。また、食べるに時間がかかると、行動のコントロールには不向きです。

そんなことを考えると「使いやすいおやつ」は、小さくて、崩れたり飼い主の手を汚したりしにくくて、愛犬が一口でぱっと食べてくれる、そんなものだと思います。もちろん、愛犬が「喜んで食べる」ことも必要です。

私たちは「愛犬の行動のコントロール」を意識するようになってから、大きさ1センチくらいの「鳥ささみチップス」を使うことが多かったのですが、開封すると乾燥するので、だんだん風味が落ちてくるのが気になりました。

最近、鳥すじ肉のスティック(商品名「アキレススティック」)を久しぶりに購入しました。

この「アキレススティック」は、十分な硬さがあり、歯がきれいになる、ストレス解消になる、などの効能が書かれています。ですが、一本の長さが10センチくらいあり、「ほめるためのおやつ」としては、ちょっと食べる時間が長いし、コストも割高です。

ホームセンターの工具売り場で「万能ばさみ」という、本来は金属板や電線などを切断する工具を、あわせて購入しました。これで「アキレススティック」を細かく切ってみようというわけです。

万能ばさみは新品ですが、念のため刃先を洗ってよく拭いています。

切断するときに細かい破片が飛び散ると、アンナが床掃除をはじめてしまうので、飛び散らないように、ビニール袋の中で切断します。

だいたい1本を3つか4つに分割しました。

切り終わると、ちょうどよい大きさで、散歩中に手に持っても、べたべたせず、持ちやすいです。鳥ささみチップスよりも歯ごたえがあり、満足そうです。

 

 

 

インターペット2019

インターペット会場入口

3月28日から31日まで東京ビッグサイトで開催というペットのイベント「インターペット2019」、今年は愛犬アンナはお留守番。人間だけで一般公開の初日に行ってきました。

ドッグショー

最初に入ったのはインターペットそのものではなく、同時にすぐ隣で開催されていたドッグショーでした。
29日に行われていたのは「単犬種合同特別本部展」でした。

 

私たちの家族アンナにも血統書がありますが、ドッグショーという世界を間近に感じたことはありませんでした。

リングと呼ばれる審査の場所がいくつもあり、それぞれの場所で、犬種ごとにワンちゃんとハンドラーが審査を受け、歩いたり走ったりして、最後に審査員と握手をしています。そんな様子をずっと眺めていました。

お昼ごろ行われていた「オーナーハンドラー講習会」もすこし見学しました。上手に歩くためのリードの引き方や腕の位置、犬種ごとの魅力を引き出す走らせ方など、初めて知る世界に驚きと興奮を覚えました。

パドックと呼ばれる場所で待機している出場犬やハンドラーの人たちの賑わいや熱気も、印象に残りました。

出陳犬目録と「訓練基本マニュアル」を購入しました。ジャパンケネルクラブの訓練士などの資格の入門書とのことです。簡潔に書かれていますが、権威ある教科書だと感じます。

ドッグショーの資料などの写真

インターペット

去年はアンナを連れて移動するだけで大変でした。ペットバギーもまだ持っていなかったし。。

今年もペットウェアのブースなどはにぎわっていました。

話を聞いて面白かったものや気になったものを、資料の写真とあわせて、簡単に紹介します。

インターペット2019でもらった資料の一部

  • 全自動トイレ:ネコ用とイヌ用、それぞれ全自動トイレが発表されていました。ネコ用は資料がありませんが、ドラム式洗濯機のような形でした。イヌ用はルームランナーのような形です。トイレはペットオーナーの悩み事に違いないです。
  • 全自動乾燥機:なんとペットの全自動乾燥機。
  • シャープ:ペット事業に参入して話題になった大手家電メーカーのシャープさん。健康管理ができる猫トイレは優待販売のキャンペーン。犬のバイタルセンサーの研究も、着実に科学的な成果が出ていたようです。
  • 防音室:ニコ動で歌う人に話題になったらしい「だんぼっち」という段ボール製簡易防音室が、ペット用になって登場。ちゃんと換気もついているそうです。愛犬の無駄吠えが近所迷惑になって、悩んでいる人はいますよね。。これがあれば「こっそり犬を飼う」こともできちゃう?
  • 見守り:パナソニックさんが見守りカメラなどを紹介していましたが、レンタルでもっとお手軽に始められる見守りサービスも出展されていました。
  • フィギュア:愛犬を留守番させていたのが残念ですが、その場で360度カメラで撮影された愛犬を、立体・色付きのフィギュアにしてくれるサービスがありました。
  • 人工知能:愛犬の健康状態を相談できる無料アプリ。インストールするとその場でノベルティをもらえました。そういえば、人間の写真を撮ると人工知能で「似ている犬」を教えてくれるアトラクションがドッグショー会場にありました。私は「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」83パーセントとのこと。
  • アプリ:アプリといえば、ペット動画アプリのブースで抽選会をやっていて、人がたくさん集まっていました。登録するものが多くて時間がかかりそうだったので応募しませんでした。

 

なべやかんさん

「ロザイ」という携帯浄水器(なのかな)の出展ブースにて、なべやかんさん、荻野真理さんとご挨拶しました。

2006年2月に埼玉県入間市のFMチャッピーで「なべやかんの居留守放送局」というラジオ番組でお世話になって以来13年ぶり。

IPA未踏ソフトウェア創造事業でラジオ番組の制作支援ツールを開発させていただき、「居留守放送局」はその実証実験でした。

開発そのものはもう行っていませんが、経験やモチベーションはシュアルタの事業につながっています。

なべやかんさん、荻野真理さんと記念写真