秋の夜に思う

ねぇ、パパが最近ちょっと疲れてるみたいだけど、大丈夫かなワン?

そうニャ。パパ、いつも私たちのために忙しくしてるから、たまには休んでもいいニャ。今日は私たちでブログを書くニャ。

そうだワン!じゃあ、まずは最近のことを簡単にお話しするワン。

アンナの部屋は快適かニャ?

最近、夜が寒くなってきて、パパがペットヒーターを出してくれたワン。もう秋が深まってきた感じだワンね。

だけど温度が高い日もあって、冷房を使うこともたまにあるニャ。もう11月なのに。

そういえばアンナが部屋の中から吠えているのが、ときどき聞こえるニャ。

フクが動き回るドタバタの音とか、急に近くで挑発してくると、つい吠えてしまうワン。外の物音や鳥の鳴き声も、なんだか気になることが多いんだワン。

部屋の中から外の物音や鳥の鳴き声に反応して吠えている犬のイラスト

フクはときどきケージから出してもらえて、家の中を自由に動き回ってるニャ。でも、相変わらず布を噛んじゃうクセがあって、ペットベッドの布やヒーターのカバーをかじってるニャア…。
布の断片が少しずつ出てきてるから、パパとママが様子を見守っているニャ。

ハコは相変わらず甘えん坊だワン。よく鳴いて「ニャー、ニャー」ってパパやママに要求してるワン。

洗面台の前で催促をして、蛇口をあけてもらって、水を飲むのが朝の日課だニャ。

きのこいぬ

アンナとハコがしっかり報告してくれたおかげで、ブログも無事に更新できたね。

最近、アニメ「きのこいぬ」を見ているんだ。これは主人公のペットロスから始まるお話なんだけど、動物と人間がどのようにお互いを理解し、寄り添いながら生きていくかについて、改めて考えさせられるよ。

アニメ きのこいぬ

「言葉が違っても、心は通じる。」 そう信じて、僕たちは毎日一緒に暮らしている。時には言葉が足りなくても、伝えたい気持ちがあるし、誤解もするけれど、それを超えて深まる絆があるんだと思う。

まだまだアンナ、ハコ、フクの気持ちを理解できないことが多いけど、そういうことも、あとで読み返して思い出せるように書いていくよ。

将来のペットロスを想像するパパのイラスト

ハコとフクの変化

お話のはじまり

ねえねえ、パパ、ママ。最近ハコとフクの様子が変わった気がするワン。教えてワン

そうね、アンナ。確かに二匹の関係は少し複雑になってきているわ

うん、色々と変化があったんだ。まず、フクのことから話そうか

フク、大きくなったよ!

フクが1歳になったの。それで、私たちフクの生活環境を少し変えてみたのよ

そう、今までXLサイズのケージで過ごすことが多かったんだけど、最近は家の中を自由に動き回れる時間を増やしているんだ

へぇ、フクは自由になったんだね!楽しそうワン

そうなの。1階から3階まで、フクが自由に探索できるようになったわ

でもね、気をつけなきゃいけないこともあるんだ。フクが電源ケーブルやアンテナケーブルをかじろうとすることがあってね

それは危ないワン!

そうよ。私たちが見つけたらすぐに止めるようにしているわ。でも、もっとケーブルガードを増やす必要がありそうね

ネコがケーブルをかじろうとしているイラスト

ハコとフクのギクシャク

なるほど、フクのことは分かったワン。じゃあ、ハコはどうなのワン

ハコのことも話さなきゃね。ハコは4歳の先住猫なの。フクが来てから、ハコの生活も変わってきたわ

実は、フクがハコにちょっかいを出すのは、フクが来た直後から始まっていたんだ

そうね。最初からフクはハコに興味津々だったわ。でも、フクがケージで過ごすようになってからは、その行動が一時的に収まっていたのよ

じゃあ、今はまた昔に戻ったワンか?

そうだね。フクがケージの外で自由に動けるようになってから、また以前のような行動が見られるようになったんだ

あれれ?ハコの様子が…

フクがハコを追いかけたり、ちょっかいを出したりすることが増えたわ。ハコは嫌がって逃げることが多いのよ

時には、フクがハコを逃げ場のない場所に追い詰めることもあるんだ。ハコは気迫で追い返そうとするけどね

えっ、それって大丈夫ワンか?

心配ね。特に最近、ハコとフクの体重がほぼ同じになってきて、ハコがフクに力では勝てなくなってきているのよ

そのせいか、ハコの行動も変わってきているんだ。僕たちに甘えてすり寄ってくることが増えたし、僕の仕事場のドアの前で訴えかけてくることも多くなったんだ

ハコがパパの仕事場に入りたがっているイラスト

ハコとフクの本音トーク

…ニャ。(小声で)フクが来てから大変だったけど、パパとママが私のことを大切にしてくれてうれしいわ。でも、もう少し静かな時間が欲しいニャ…

ニャア!(元気よく)僕、みんなと遊ぶの楽しいニャア!ハコお姉ちゃんともっと仲良くなりたいニャア。でも、ハコお姉ちゃんが怒るのはちょっと怖いニャア…

ハコもフクも、それぞれの思いがあるんだね

二匹の気持ちを理解しながら、みんなで協力していきましょう

時間はかかるかもしれないけど、きっと良い関係を築いていけると信じてるよ

写真 ハコが左奥、フクが右手前

七夕の願い事

アンナ、ハコ、フク

ワン、私はもっとたくさんのおやつがもらえますように!美味しいおやつで毎日が楽しいワン!

ニャ、私はお昼寝の時間がもっと増えますようにニャ。静かで快適な場所でのんびり過ごしたいニャ。

ニャア、もっとたくさん遊べますようにニャア。アンナやハコと楽しく遊ぶ時間が増えるといいニャア。

星空が広がる夜、庭には笹の葉が揺れ、アンナ(イヌ)、ハコ(ネコ)、フク(ネコ)の願い事が書かれた短冊が風にそよいでいます。それぞれの願いが叶うように、輝く星たちに思いを馳せるのでした。

七夕の夜、みんなの願い事が叶いますように!

アンナとパパの会話

アンナ、最近のトリミングのときに、耳がかゆそうだって言われたけど、その後どうだった?

動物病院に行ってみてもらったけど、特に問題はなかったワン。

肉球のまわりが赤いのは、普通じゃないって言われたから、ちょっと心配だったワン。

そうだね。パパは肉球の傷が心配で、靴をはかせたり、みつろうを塗ったりしてた。

でも、肉球のまわりの色は、これでいいのか、よくないのか、わからなかったんだよ。

だから最近は散歩のときに靴を履くのをやめたワンか?

うん。夏になって暑くて昼間に散歩に行けなくなったよ。夜の散歩が日課になったね。

この機会に、アンナの本来の歩き方に戻そうとしているんだ。

夜の公園は涼しくて気持ちいいワン。

ひさしぶりに裸足で歩いた日はちょっと戸惑ったけど、もともとこんなふうに歩いてたことを思いだしてきたワン。

お散歩から帰ったら、お風呂場で足をしっかり洗って清潔にしてくれるから、肉球もいい調子だワン。

肉球の傷もなくなってきて、きれいになったね。前はみつろうをたくさん塗ってたけど、なめちゃうのもよくないし、これからは控えめにするよ。

主任とパパの会話

この季節に大事な、フィラリアやノミ・ダニの予防についてお話するニャ。

フィラリアは蚊によって感染する寄生虫ニャ。予防薬をきちんと投与してもらって、感染を防ぐニャ。

ノミ・ダニの予防薬も大切ニャ。アンナが使っているのはスポットオンタイプの製品だニャ。ペットが舐めることができない首の後ろに塗ってくれニャ。猫については「はたらく細胞 猫」で紹介されてるニャ。

家の中や寝床を定期的に掃除し、ノミ・ダニが繁殖しないようにすることも効果的ニャ。

ありがとう。ハコはいろいろ教えてくれるけど、たまにはおとなしく爪を切らせてくれると嬉しいな。

嫌ニャ!爪を切るのは本当に嫌いニャ!

わかるよ、ハコ。でも爪が長いと引っかかって怪我をするかもしれないし、家の中の物を傷つけてしまうよ。少しだけ試してみない?

パパは押さえつけるからダメだニャ。リラックスさせることが大事だニャ。撫でたり優しく声をかけたりして安心させるんだニャ。

パパ、頑張ってワン!

ワンワンとアンナ

わんわん隊長

アンナ(シーリハムテリア、メス、9歳)と散歩していると、子どもたちから「ワンワン!」と声を掛けられることが多いです。

ワンワンじゃなくてアンナという名前があるのに、とアンナは(飼い主は)思っていたのですが、どうやらNHKの赤ちゃん向け番組「いないいないばあっ!」の「ワンワン」に似ている、と言われているようです。

いないいないばあっ! ワンワンたちが大活躍の赤ちゃん向け番組です

こんなものもあるのか

「いない いない ばあっ!」2023年冬号 付録は「ワンワンのあしのうらボタン ポチッと! おしゃべりスピーカー」

耳と足を緑色にしたらアンナはワンワンに変装できそうです。

おしゃべりスピーカーは私がホールディングで肉球にクリームを塗ったり使い捨てシューズを履かせたりしているようすに、なんだか似てますね。本屋さんで探してみよう。。

いつも「ワンワン」と呼ばれてしまうので、アンナの肩書きは「わんわん隊長」になりました。

以前は「くんくん隊長」と呼んでいたのですが、散歩中にマーキングの匂いを嗅ぎ続けるのは、ほどほどにしてほしいと思い、「くんくん」を応援するのはやめました。

アンナのお話「マーキング」

想像してみてね、犬たちは言葉で話すことができないから、他の方法でお友達の犬たちと情報を交換するんだよ。

「この道は僕のお家の近くだよ!」とか、「ここには元気な子犬が住んでるんだ!」というような情報が、匂いの中に隠れているんだ。

お散歩中に、とても興味深い匂いを嗅ぎつけることもあるよ!

これは他のわんちゃんがつけた特別な匂いで、まるでお友達からの秘密のメッセージみたいなんだ。

この匂いをもっとよく知りたくて、お散歩の途中で立ち止まっちゃったり、強く引っ張っちゃうことがあるよ。

だって、この匂いから、お友達のわんちゃんがどんな子なのか、どんなことをしているのかを知ることができるから。

人間のみんなが、おもしろい動画を見てスマホがやめられなくなるように、アンナもこの匂いのメッセージを読むのが止められなくなっちゃう。

ついつい「いいワン」「いいワン」しちゃうワン。

アンナがその場から動かなくなったり、強く引っ張ったりするときは、その匂いの中に隠れたお友達からのお話に夢中になっているんだよ。

パパやママが困っているらしくて、アンナはある日「くんくん隊長」はもういいよ、と言われたよ。でもまだ興奮がおさえられないワン。もっと落ち着けるように、パパやママと一緒に楽しくお散歩できるように、頑張るワン!

夜のバギー散歩

アンナ、どうやら家を出る瞬間がいちばん興奮するらしいので、準備が面倒ですが、夜のバギー散歩を始めました。

我が家のペットカートは AIRBUGGY です。

家から出るときはバギーで移動、目的地に着いたらおろしてリードで歩かせる、という感じです。

使い捨てペットシューズを履かせて、それから、バギーに乗せます。

写真はバギーに乗っているアンナ。最近のスマートフォンの夜景モードはきれいに撮れますね。

バギーの中から吠えてしまったこともありましたが、だんだん飼い主も慣れてきました。ただ、目的地で歩かせているあいだ、バギーを押す人と、リードを持つ人が必要なので、この散歩には人間が2人必要です。

家に帰るときには、すこし手前から、またバギーに乗せて、玄関を通過します。

最近のアンナとハコ

最後に最近のアンナとハコ(ネコ、キジトラシロ、メス、3歳)です。

めずらしくにらみ合って険悪になりかけました。なかよくできないときもあるけど、平和に共存してください。

ハコが平和でいられる場所は、キャットタワーです。

犬の靴のサイズ選びは難しい

愛犬の肉球ケア と 靴をはいた犬 の続きです。

なぜ犬の靴?

アンナ(9歳のイヌ、メス、シーリハムテリア)の散歩で、あいかわらず苦労しています。

他の犬に吠えたり、通りかかった車やバイクや路面電車に吠えたり、他の犬のマーキングのあとに向かって突進していったり、うごかなくなったり。

体重9キロが怪力でリードを引っ張るので、飼い主も大変なのですが、足の裏にもかなり力がかかるようです。肉球が擦り切れたり、血が出たりしました。

以前書いたとおり、みつろうクリームで肉球のケアを続けていますが、そもそも裸足で散歩に行くのがよくない、と考えて、靴を探し始めました。

興奮しにくい、散歩が上手な子になってくれればいいのですが、これについては、いずれまた書きたいと思います。

ワンちゃんの靴

以前の記事 靴をはいた犬 で紹介したのが使い捨てペットシューズ「ワンちゃんの靴」です。

WICKEDPUP ワンちゃんの靴、48枚入、6色ミックス、L | 犬用靴下、滑り止め、滑らない | ペット用くつ、足舐め防止 | 猫用くつした、脱げない | 犬用ブーツ、履かせやすい

またアマゾンのリンクをはっておきますが、使い捨てシューズは、衛生的で、手軽で、比較的安価なのがよいところです。

アンナの足の大きさから判断して、最初はLサイズを選びました。

でも、しばらく使いながら観察すると、後ろ足ばかり、脱げたりずれたりするのでした。

前足と後足の大きさが違う。気づかなかった。

そこでMサイズを買いなおしてみました。

2種類のパッケージを並べた写真です。デザインは同じで、箱の大きさがちょっと違います。

中身を並べた写真です。左がLサイズ、右がMサイズ。一回り小さいですね。長さで比べると、12センチと10センチでした。Mサイズは足を入れるところの形状もまっすぐで、ちょっとデザインが違います。

後足を重ね履きにする

「前足はL、後足はM」を履かせて歩かせたのですが、興奮して後ろ足を踏ん張ると破れてしまうので、たよりないと感じるようになりました。

以前の記事でも販売元の説明とは違う使い方を紹介してしまったのですが、またしても、ここから勝手なことを書きます。自己責任でご判断ください。

後足は、Mを履かせて、その上にさらにかぶせてLを履かせられる、と気づいたのでした。

手順はこうなります。

  • Mサイズを履かせる
  • Mサイズ用のストラップで止める
  • その上にLサイズを履かせる
  • 外側をLサイズ用のストラップで止める
  • 最後に固定用のテープを巻く

これはわりとうまくいって、嫌がりもせず、歩き方もおかしくならず、使えています。

そしてだんだん前足が気になってきました。実は前足もLサイズは大きすぎるのではないか、と。

前足も重ね履きするには

前足はずっとLサイズを普通に履かせていますが、いつの間にか左右にずれてしまうことが多く、ひどいときには散歩の途中で脱がせて履かせ直していました。

この状況は、Mサイズに買いなおす前の後足と同じだな、と気づきました。

では前足はMサイズが入るのでしょうか?入りません。途中で引っかかって、足の先が靴の奥に当たりません。

ダメもとでやってみようか、と思いついたのが、「どうせ重ね履きするので、内側の靴に切り込みを入れる」というアイディアです。

こうやって履かせる

ここからは、改めて手順を説明します。

なお、私()のやり方は、犬と人の体の大きさによっては、難しいとのことです(に指摘されました)。ご了承ください。

犬を膝の上にのせて、ホールディング、「さかさだっこ」します。撮影のために片手でやってますが、左右の手で、犬の左右の前足を握ります。犬があばれるときは、無理をしないで、まずホールディングそのものを練習します。

ワンちゃんの靴を手に取ったところです。封筒のようになっていて、両側から押さえてつぶすと、口が開いている側に、足を差し込める穴ができます。

アンナの後足に「ワンちゃんの靴」Mサイズがすっぽり入ったところです。裏側が肉球の向きになるように、曲がらないように気をつけます。

靴の上側のザラザラしたところの左右どちらかの端に、付属のストラップの端をつけます。

ストラップの反対側を、靴の左右の縁を裏側に織り込むように、ぐるっと巻いて、ゆるみがないようにして、ザラザラの部分の残りを使って固定します。

ストラップを巻き付けたところを靴の裏側から見た写真です。

付属の「ふわふわテープ」を外側に巻いているところです。このテープは手でちぎれないので、ハサミで切ります。

以上が、販売元の説明する手順です。

ここからは、前足で私が試したこと(実験)です。

Mサイズの靴の左右の片方の縫い目の付近を、切ります。70パーセントくらい切ったかな。。切り方が少ないとやっぱり足が入らないです。

履かせ方は同じです。切れ目を入れたところは、足がはみ出しています。

MとLの靴の重ね履きの説明です。

重ね履きした後の写真です。下の靴はほとんど隠れて見えません。

犬の足には、上のほうにも肉球があるので、注意します。この履かせ方では、上の肉球がちょうど靴の上の端の位置になっています。邪魔にはなっていないようです。

肉球や関節の場所に靴が当たったり、その場所が靴を固定する場所にかぶったりすると、犬は不自然に歩いたり、転びそうになったり、脱ごうとしたり、不快を訴えたり、まあいろいろ大変です。

4本の足に「ワンちゃんの靴」を履かせた様子です。

家の中で試す

このブログで紹介するつもりで買ったけど、うまくいかなかった靴がいくつもあるのですが、玄関から外に出ると、最初の30秒くらいで「ああこりゃだめだ」とわかります。

なので、先ほど紹介した「無理やり重ね履き」も、家の中で試して、不自然さや不快さがないかをチェックしているところです。

この状態で部屋の中で歩いたり走ったり、ソファに飛び乗ったりしています。いまのところ大丈夫そうです。

ごろーん。

最近は、夜、暗くなってから散歩に行くことが多いです。靴を履いていたとしても、アスファルトの上は熱いし、日差しも厳しいし。

人が地面に手を触れて5秒がまんできないなら、犬を歩かせるな、という話もあります。

というわけで、今回の実験の、本番は夜になる予定です。

肉球はいま

肉球ケアをはじめて5カ月くらい、裸足散歩をやめて3カ月くらいになりますが、アンナの肉球はどうなったかというと。。

あまりキレイな絵でもないので、写真は遠慮しておきますが、よくなっています。

あるとき、肉球にピンク色の部分が現れました。その部分だけ子犬の肉球のような色でした。しばらくすると白いカサカサの「年齢相応」の肉球になりました。

肉球は痛んだら元に戻りにくいと言われたのですが、自分で治す力をちゃんと持っているんだな。。

靴の話、そして「もっと上手にお散歩したい」という話は、これからも書きます。