七夕の願い事

アンナ、ハコ、フク

ワン、私はもっとたくさんのおやつがもらえますように!美味しいおやつで毎日が楽しいワン!

ニャ、私はお昼寝の時間がもっと増えますようにニャ。静かで快適な場所でのんびり過ごしたいニャ。

ニャア、もっとたくさん遊べますようにニャア。アンナやハコと楽しく遊ぶ時間が増えるといいニャア。

星空が広がる夜、庭には笹の葉が揺れ、アンナ(イヌ)、ハコ(ネコ)、フク(ネコ)の願い事が書かれた短冊が風にそよいでいます。それぞれの願いが叶うように、輝く星たちに思いを馳せるのでした。

七夕の夜、みんなの願い事が叶いますように!

アンナとパパの会話

アンナ、最近のトリミングのときに、耳がかゆそうだって言われたけど、その後どうだった?

動物病院に行ってみてもらったけど、特に問題はなかったワン。

肉球のまわりが赤いのは、普通じゃないって言われたから、ちょっと心配だったワン。

そうだね。パパは肉球の傷が心配で、靴をはかせたり、みつろうを塗ったりしてた。

でも、肉球のまわりの色は、これでいいのか、よくないのか、わからなかったんだよ。

だから最近は散歩のときに靴を履くのをやめたワンか?

うん。夏になって暑くて昼間に散歩に行けなくなったよ。夜の散歩が日課になったね。

この機会に、アンナの本来の歩き方に戻そうとしているんだ。

夜の公園は涼しくて気持ちいいワン。

ひさしぶりに裸足で歩いた日はちょっと戸惑ったけど、もともとこんなふうに歩いてたことを思いだしてきたワン。

お散歩から帰ったら、お風呂場で足をしっかり洗って清潔にしてくれるから、肉球もいい調子だワン。

肉球の傷もなくなってきて、きれいになったね。前はみつろうをたくさん塗ってたけど、なめちゃうのもよくないし、これからは控えめにするよ。

主任とパパの会話

この季節に大事な、フィラリアやノミ・ダニの予防についてお話するニャ。

フィラリアは蚊によって感染する寄生虫ニャ。予防薬をきちんと投与してもらって、感染を防ぐニャ。

ノミ・ダニの予防薬も大切ニャ。アンナが使っているのはスポットオンタイプの製品だニャ。ペットが舐めることができない首の後ろに塗ってくれニャ。猫については「はたらく細胞 猫」で紹介されてるニャ。

家の中や寝床を定期的に掃除し、ノミ・ダニが繁殖しないようにすることも効果的ニャ。

ありがとう。ハコはいろいろ教えてくれるけど、たまにはおとなしく爪を切らせてくれると嬉しいな。

嫌ニャ!爪を切るのは本当に嫌いニャ!

わかるよ、ハコ。でも爪が長いと引っかかって怪我をするかもしれないし、家の中の物を傷つけてしまうよ。少しだけ試してみない?

パパは押さえつけるからダメだニャ。リラックスさせることが大事だニャ。撫でたり優しく声をかけたりして安心させるんだニャ。

パパ、頑張ってワン!

アンナの声に耳を傾けて

今日はアンナのことを話し合います。過去のブログ記事はこちら

吠える理由

アンナ、今日はトリミングだったね。お疲れさま。最近よく吠えるけど、どうしたんだい?

ワン!いろんな音が気になるワン。

そうか、どんな音が気になるの?

ワン!家の外でトラックが動く音、カラスたちの鳴く声、小学校の放送の音楽、よそのワンちゃん、郵便配達のバイク、いろいろな音が気になるワン。

アンナが吠える理由はいろいろ考えられるよ。

  • 音に驚いた
  • 嬉しいことがあると学習した
  • 警戒することを学習した

なるほど、パパ。でも、どうしたらいいかわからないワン。

パパは家の中で、アンナが吠えそうなときには、サークルにリードをくくりつけて、つないでいるよ。だから、興奮して、吠え始めても、あまり走れないよね。

ワン!そうなのワン。つながれていると、走り回れなくて、我に返っちゃうワン。

むかしのアンナは、来客でチャイムが鳴ると、吠えるだけじゃなくて、ドアに飛びついたりドアから飛び出そうとしたよ。

ドアをちょっと開けて、アンナが勝手に出ようとしたらドアを閉める。

こんなトレーニングをやったよ。これは「うれしいこと」への対策だった。覚えてるかな?

ちょっと理不尽だと思ったけど、あのときは、嬉しいことがやってきても、じっとしていられるようになったワン。

アンナはセルフコントロールができたと思ったけど、もっとトレーニングをしないといけないね。
オスワリ、マテ、などの基本的なコマンドをしっかり練習することも大事だとされているんだ。

DOG SIGNAL 9巻「インターホン吠え」のエピソードが参考になるよ。

主任のアドバイス

ニャ、アンナが吠えるときにパパがほめていると誤解することがあるニャ。パパ、説明してみるニャ。

例えば、吠えたときにパパが「大丈夫だよ」とか「よしよし」って声をかけると、アンナはほめられていると感じるかもしれないんだ。

ワン?吠えるときに声をかけてくれると安心するけど、それがほめていることになるワンか?

そうなんだ。吠えているときに優しい声をかけると、それが吠えることに対する報酬になってしまうことがあるんだ。吠えることで注意をひけると思ってしまうかもしれないね。

ニャ、その通りニャ。吠えるたびに注目してもらえると感じると、吠える行動が強化されてしまうニャ。

ワン!じゃあ、どうしたらいいワン?

アンナが吠えないで静かにしているときに、ご褒美をあげるんだ。そうすることで、静かにしていることがいいことだと学べるよ。吠えるときは無視するか、冷静に対応することで、吠えることが報われないようにするんだ。

ワン!なるほどワン。パパ、わかったワン。静かにしているときにほめてくれると嬉しいワン!

アンナが吠えたときに、私が抱っこしたり、おやつをあげたり、「静かに」って声をかけたりしても、吠えたことをほめられていると感じるかもしれないわね。

そうだね、ママ。注意をひくために吠えることを強化しないように、静かにしているときにだけご褒美を与えることが重要だね。

ニャ、みんなで協力してアンナをサポートするニャ。

バギー散歩

最近、散歩で家から出た途端に吠えはじめることが多いね。イヌを飼う人が増えたりして、アンナの警戒するものが増えたのかもしれない。

ワン!それはあるかもワン。

だから、ふつうの散歩をしばらくお休みするよ。
最近は、バギーに乗せて公園に行って、公園ですこしだけ歩かせたり、オスワリをさせたりしているよ。

ワン!公園は広い芝生があって、涼しい風が吹いて気持ちいいワン。
他の犬やハト、スズメもいるし、シロツメクサにミツバチが止まったりもしてるし、車の音も聞こえるけど、しばらくすると落ち着いてくるワン。

甘い香りがするからといって、アンナはシロツメクサを食べちゃダメだよ。

ごめんワン。

公園ではアンナが落ち着いているのを見て嬉しいよ。いろいろな音や匂いに慣れて、興奮しにくいアンナになってほしいと思っているんだ。

音や環境に慣れさせるためのトレーニングは「脱感作」だニャ。この観点からバギー散歩を考察するニャ。

  • バギーに乗せて公園などの新しい環境に連れて行くことで、犬は新しい音や匂いに安全に慣れることができます。徐々に様々な刺激に慣れることで、恐怖や不安を軽減しやすくなります。
  • バギー内での制限された空間は、犬にセルフコントロールを教える良い機会となります。犬が吠えずにリラックスしているときにご褒美を与えることで、静かに過ごすことが強化されます​。
  • バギーから降りた後や公園内で『オスワリ』や『フセ』などの基本的なコマンドを練習することで、犬がリラックスしやすくなります。これもセルフコントロールの向上に役立ちます。

運動不足や認知症にも気を付けようね。アンナは10歳8ヶ月なんだよ。

ワン!健康に気をつけて、たくさん運動して、元気に過ごしたいワン!

Dog’ SUDOKU スライドパズル

アンナのおはなし

ねえねえ、パパわん!

アンナだよ、アンナ!わんわん!知ってる?もうすぐ10歳になるよ。10歳ってすごいでしょ?でもね、同じおもちゃで遊んでると退屈だワン。だから、トラックに吠えたり、わざとトイレをはずしてみたりするワンよ。

新しいおもちゃが欲しいワン。パズルが欲しい!

YouTubeでお友達がやってるの見たことあるんだけど、すっごく楽しそうだワン。レバーを動かしたり、形を合わせたりするやつ!あれ、欲しいなぁ。

わんわん!お願いだよ、パパわん!新しいパズルを買ってきてね!

アンナからの大事なお願いワンよ!

買ってきました

パパです。お誕生日はまだなんだけど、そこまで言うなら。。

問題行動への対応、だんだん策が尽きてきて、けっきょく「遊ばせる」ことが足りてない、と思い始めました。

アンナにせがまれるようにホームセンターに行ってみたら、「犬用の数独」と書かれたものがありました。

Dog’ SUDOKU スライドパズル カラフル
コミュニケーションツール おやつ探し 犬のおもちゃ

実際には数独パズルそのものではないけど「頑丈そうなので、いいな」と思って選びました。

アンナのおもちゃ選びの基本は「こわれないこと」あるいは「こわしても誤飲などの危険がないこと」なので、あまり面白いものを買ってなかったのです。ぬいぐるみはかじって手足をちぎってしまうので、すぐに取り上げないといけないし。

Dog’ SUDOKU のパッケージです。オーストリアの製品とのことで、箱には英語がぎっしり書かれていますが、日本語も印刷されています。

あけてみました。右隅にネコ(ハコ)がいますが、気にしないでくださいね。検品にやってきたそうです。

私が買ってみたのは難易度の低い「ベーシック」というものです。

田の字になっていて、4つのマスのそれぞれにくぼみがあり、おやつやフードを隠せます。

このマスをふさぐ8センチ四方のフタが3つはめ込まれています。1カ所だけフタのないマスがあり、となりのマスからフタをスライドできます。

ようするにスライドパズルです。

アンナはこのパズルで遊べるのか?

オヤツがはいっていることを教えて、しばらく頑張ってもらったのですが、何をしていいかわからないらしく、しばらくして、うなりはじめました。

おやおや。。説明書にも「慣れていないうちは、おやつを見つけられないことで、ゲームへの興味を失ってしまうことがあります」「お手本を見せると興味を示しやすくなります」と書かれています。

ほら、これ、あけると、オヤツあるよ。半開きにしとくから、まず食べてごらん。

よし、この中のオヤツが食べられるとわかってくれたら、ちょっと頑張ってみようか。

そんなわけで頑張らせました。このパズルは枠が木製でしっかり重さがあるのですが、枠は押しても動いたりひっくり返ったりしにくいし、パネルを鼻や前足で動かすときに枠がずれにくいので、この重さは必要なんだな、と思いながら見ていました。

場所を取らないし、丈夫だから、いいかな、とは思ったのですが、難易度をどう調整するんだろう。「隠す場所やおやつの数の増減で、簡単に難易度を変えることができます」とは書かれていますが、ベーシックだと「ちょっとなにかすれば出てくる」わけだし。

隠す場所を増やす

いつものおやつ「フリーズドライのムネ肉スナギモミックス」ではなく、ご飯の時間にドッグフードの量をはかって、このSUDOKUの4カ所に入るだけいれて、のこりをいつものフードボウルに入れて食べさせてみました。

1カ所は最初からあいているので、気づけば食べることができます。

隠れている1カ所をあけて食べることができても、まだ2カ所残っています。フタに穴が開いているので、ごはんが残っていることはわかります。

3カ所ぜんぶを食べるためには、さらに時間をかけて頑張る必要があります。今日のアンナは自力では全箇所を制覇できなかったです。

隠す場所の増減で難易度が変わる、というのはこういうことでした。

これなら「ベーシック」で、ごはんタイムに脳トレできます。

難易度の高いものは、オンラインでも購入できるようです。2マスかける3マスのものが「アドバンス」、3マスかける3マスのものが「エキスパート」、4マスかける4マスのものが「ジーニー」です。

しばらく楽しんでみたいと思います。

犬の靴の改造

犬の靴のサイズ選びは難しい と書いた件の続きです。

これまでも紹介してきた使い捨てペットシューズ「ワンちゃんの靴」について。

WICKEDPUP ワンちゃんの靴

LとMの中間のサイズが欲しい、そして、できれば重ね履きしてもっと丈夫にしたい、ということで、無茶な改造を報告しました。

最近はこの方法で落ち着いています、という簡単なレシピ紹介です。

LとMを1個ずつ用意します。

小さい方(M)の上だけ、真ん中にハサミを入れて切ります。

小さい方を大きい方に向きを揃えて差し込み、できるだけ奥まで入れます。

奥まで入れようとすると、マジックテープのような白いギザギザの部分が引っかからないように、いったん潰して入れる必要があります。

仕上げとして、内側の靴のギザギザの部分は、外側の靴の内面にくっつけてやります。

昔の写真

おまけに紹介しているアンナとハコの写真ですが、今回は、昔の写真を紹介します。

お迎えした直後のアンナです。3ヶ月くらい。最初は目のまわりが白くなかったんですね。。

こちらも生後1ヶ月くらいのハコ。子ネコという顔つきですね。

いまでももちろん可愛いのですが、ずる賢かったり、だんだんシニアになってきたり。いちばん可愛かったときのことを忘れないで、向き合っていこう。

ハコ「よろしくニャア」

アンナ「よろしくワン」

数えて観察する

犬の観察が苦手

正直にいうと、私は犬と暮らし始めて、しばらくのあいだ、犬の観察が苦手でした。

トイレの前触れは必要に迫られて理解しましたが、犬の気持ちがわからずに、手入れをしようとしては噛まれ、問題行動をやめさせようとしては噛まれ、といった日々が続きました。

実際、犬のささいな体の動きから「言葉」や「感情」を読み取るには、経験が必要です。

私は家族の提案で犬を迎えて犬と暮らし始めたので、最初は、まあ必要なことはやるけど、という気持ちでした。

理解したい、なにかを改善したい、という気持ちを高めるひとつの方法は、「数える」ことです。

ビジネスやテクノロジーの世界で言われる「計測して改善せよ」は、動物にもあるのだ、と気づいたわけです。

アンナのおはなし

アンナ(シーリハムテリア、メス、9歳)だワン。

犬には友達や家族と穏やかに話すための特別な合図「カーミングシグナル」があるワンよ。

しっぽを振ったり、舐めたり、体をねじったり。でも、こういうのは、慣れないと観察がむずかしいワンよ。

犬の観察に慣れてない人にも、こういうのはわかりやすいワンよ:

  • あくびをする
  • ブルブルと体をふるわせる
  • 吠える

あくびや体をふるわせるのは、戸惑いをあらわすことがあるワン。カーミングシグナルに分類されたり、されなかったり、諸説あるっぽいワン。

吠えることも、もちろん、自己表現だワン。喜びや興奮、恐れや不安、警告など、色々な感情や状況を伝えてるワンよ。

犬の行動や気持ちのパターンを理解するために、こういう、わかりやすいもの、例えば「吠える回数」を数える、というのを提案するワンよ。

例えば、お散歩の途中に何回吠えるのか、お客さんがチャイムを鳴らしたときにどのくらい続けて吠えるのか、など、吠えるタイミングや回数を記録してはいかがワンか?

カウンター

100円ショップ(ダイソー)のカウンターです。

もう2年ちかく、私は散歩のときにこのカウンターを持ち歩いて、散歩中に吠えた回数を数えています。

雑に作ったグラフですが、こんな感じです。

散歩中に興奮が強くなって、足に力が入って、肉球が痛みやすくなって、みたいなことを、私は数ヶ月前から書いていますが、こうしてみると、たしかに今年に入って散歩中に吠えた回数は増えていた感じがします。

高度なことはいろいろできそうだし、試してもいるのですが、まずはシンプルにできることを紹介してみました。

健康管理もまずは数値から。体重計をお勧めしたことがありますが、体重もグラフで把握するといいですね。

以下はアンナの体重のグラフです。最近はこまめに測っていないのでグラフが荒いですが。

近況

あおむけ抱っこで肉球の手入れや歯みがきをしようとしているアンナの写真です。ワンワンに似ているかな?繰り返しのご注意ですが、暴れたり落ちたりしないように。ケガをさせないように。

ごはんを欲しそうにしているアンナ。ごはんの前にマテをさせるのはよくないという話もありますが、アンナはごはんの前に興奮しすぎていたので、フセをさせて、落ち着かせてから食べてもらったりします。