ドアストッパーと犬のおやつ

ホームセンターで「ドアリス」というドアストッパーを買ってみました。南アフリカ製とのことです。

ドアリスの公式サイト

我が家ではクローゼットの折れ戸を止めるために使っています。

最近、この折れ戸をハコ(猫、2歳)が勝手に開けるようになって、何とかしたいと思っていました。

下の写真は折れ戸が開きかけたようすです。人間はつまみを引いて扉を開けます。猫はすき間に爪をひっかけているのか、器用にこのクローゼットを開けてしまい、いつの間にか高い物置棚のてっぺんにいたりします。うっかり閉じ込めてしまうと大変です。

今回ためしてみたドアリスというドアストッパーは円形で内側が膨らんでいて、底面は滑り止めになっています。折れ戸の折れ曲がるところにドアリスを挟んでおきます。ハコが隙間から扉を引っ張っても、このドアストッパーを置いた部分に折れ戸がひっかかって動きません。

商品説明を読むと、ペットの出入り口を確保するために使える、とのことでした。ペットのイタズラ防止にも使えるということで、紹介してみました。

本当は左右それぞれが折れ戸になっているので、2個あればちょうどいいのですが、お試しで1個だけ買ったので、反対側の折れ戸は椅子を置いてイタズラを防止しています。

使い始めて、しばらくは、夜中にハコがこの折れ戸を開けようとしてガタガタ音をさせていましたが、開けられないことが分かったらしく、あきらめてくれました。

話は変わって、最近のアンナ(犬)のおやつはドギーマン「絹紗 ささみ キューブ プレーン」です。ドラッグストアでも手に入りやすいです。

100円ショップで買った小さな容器にちょっとずつ移して、家の中や散歩に持ち歩いています。

犬も猫も、基本は

飼い主を困らせることが起こらないように環境を整える

飼い主にとって望ましい行動を強化する(さわる、声をかけてほめる、おやつをあげる)

だと考えています。

ですが、おやつの選び方によって、行動が強化されたり、されなかったりします。

アンナのおやつは、以前は歯磨き効果などにこだわっていましたが、最近は「ごほうびとして使いやすい」ことを重視しています。

ほかのおやつと比べて、「ささみキューブ」はアンナの行動を強化しやすいようです。最近うまくいってなかったことが、ささみキューブに戻すとまたうまくいくようになった、といった具合に。

これからも、アンナとハコをしっかり見守って、もっと気持ちを理解してあげたいと思います。

最後に最近のアンナ。トリミングのあとのきれいなお顔です。

 

ペット体重計

子猫のハコちゃんがやってきて、大事なときに、愛用していたペット体重計が故障してしまったため、新しいものを買うことにしました。

とはいうものの、数百グラムのハコと、約9キログラムのアンナと、両方の体重をはかれそうなペット体重計はそれほど選択肢がなく、迷った結果、今回は「ベビースケール」つまり赤ちゃん用体重計を買ってみることにしました。

タニタ 授乳量機能付ベビースケール BB-105 nometa

外見はこんな感じです。滑り止めになったマットがついていて、タオルを敷いたりしなくても、落ち着いて動物たちに乗ってもらえます。

写真 ベビースケールを上から見た

子猫のハコが乗っている様子です。5グラム単位ではかれるので助かります。キッチンスケールではちょっとはみ出してしまうので、大きさに余裕があるのはありがたいです。

写真 ベビースケールに子猫のハコが乗っている

ミルクを飲んだ量を1グラム単位ではかる機能があります。つまり、2回測定して、1回目と2回目の差は(5グラム単位ではなく)1グラム単位で出してくれる、というものです。ペットの授乳にも役立ちそうですが、まだこの機能は使っていません。

最後に、アンナが乗っている様子です。この大きさなら中型犬の体重もちゃんと測れそうです。

写真 ベビースケールに中型犬のアンナが乗っている

アンナは、動物病院に行ったときくらいしか体重を記録していませんでしたが、4歳くらいのときにペット体重計を買って、それ以来、ほぼ毎日、体重を記録しています。

獣医師さんに、もっと体重を増やしたほうがよいと言われていた時期もありました。ペットフードの量を調整しながら、体重の増え方を確認する、という日々です。

ハコちゃんの体重も、ずっと記録していきたいと思っています。

自動的に体重をはかったり、健康状態を記録してくれる、ハイテク猫トイレも、最近は話題になっていますが、私たちは、いまのところ、ふつうのトイレとこういう体重計で、家族たち(社員たち)の成長と健康を見守り続けています。

子猫がやって来た。

 

6月27日に、いつものアンナの散歩道で、生まれたばかりの子猫が置き去りにされてニャアニャア鳴いているのを見つけて、保護しました。

 

すぐに動物病院で見てもらったところ、体重180グラム、生後10日くらい、性別はまだわからない、とのことでした。ごく少量ノミ・ダニ駆除の薬を塗っていただき、育て方を教えてもらいました。

それから、ペットヒーターと湯たんぽで保温、鳴き始めたら排泄の世話、子猫用の粉ミルクをお湯で溶いて飲ませる、という日々が続いています。

これは家に来て3日目くらいの写真、まだ耳が開ききっていません。

続いて、昨日の写真。耳もピンと広がって、顔つきもしっかりしてきました。体つきもどんどん丸く大きくなって、ツメものびています。体重は295グラムです。

どうやら女の子だとわかったので、名前をつけました。

私たちと出会ったときに、葉っぱの下でミャアミャアないていたので、「葉っぱの葉」に「子どもの子」で「葉子」と書いて、「ハコ」と読むことにしました。ふだんは漢字で書かないで「ハコ」と呼ぶつもりです。

ハコちゃん、シュアルタにようこそ。今日まで元気に育ってくれてありがとう。これからもよろしくね。そして、アンナとも仲良くしてね。

おことわり:詳細な事情は割愛しますが、よそのお宅の敷地に無許可で立ち入って保護したわけではありません。

DOG SIGNAL

みやうち 沙矢さんのコミック「DOG SIGNAL」を電子書籍(Kindle)で見つけて読みました。2019年1月に第1巻が出て、現在は第3巻まで出ているようです。第1巻は Kindle Unlimited の対象です。

KADOKAWAの紹介ページ(第1巻)

コミックナタリーの紹介記事

犬のしつけについて、何冊か入門書や専門書を読みましたが、こんな作品があるなら最初にこれを読むべきでした。

ドッグトレーナーにあこがれて学び始めた主人公と、神業ドッグトレーナー、二人のイケメンを中心に、彼らの飼い犬たち、そして彼らの客として訪れる人たちの物語を通じて、犬を飼う人の典型的な(あるいはやや複雑な)失敗や悩みが紹介され、ところどころに、大事な理論や知識をわかりやすく説明するページがあります。

主人公が知識ゼロからドッグトレーナーとして成長していく様子が描かれており、読者も知識ゼロからこの世界を学べると思います。さらに、飼い犬の行動に悩む客たちの「犬が発するシグナル」をヒントに、愛犬たちと飼い主たち、両方の問題を解き明かす、ミステリーの要素もあります。

罰を与えてしつける方法(強制法)と、ほめてしつける方法(誘導法)の葛藤も、登場人物たちの過去に絡めて描かれます。読者も「犬の幸せについて悩み続ける登場人物たち」に共感できるのではないでしょうか。

主人公たちが(主要な客である女性たちの心を動かす)イケメンであることは、お話なので羨ましがっても仕方ないですね。。

「犬は飼い主の気持ちに連動する生き物だ」というセリフを、私も愛犬と向き合うときに意識し始めています。

シュアルタの「タ」と「ル」も、独学の限界を感じて、ドッグトレーナーさんのお世話になりはじめました。アンナと私たちの新しい学びの成果は、いずれまたご報告できればと思います。

アキレスのおやつ

ペットショップやホームセンターに行くと愛犬用の「おやつ」がいろいろ並んでいて、目移りしてしまいます。

こんどはアンナ(私たちの愛犬)にどんなおやつをあげようか、などとワクワクする一方で、おやつを使って愛犬の行動をうまくコントロールしたいときもあります。例えば、お散歩の途中で歩かなくなってしまったとき、いますぐクレートに入って欲しいとき、おもちゃを壊し始めたとき、などなど。。

犬はおやつをもらえると、「この行動をすればおやつがもらえる」という学習をすると言われています。おやつのあげかた、特にタイミングが重要です。また、食べるに時間がかかると、行動のコントロールには不向きです。

そんなことを考えると「使いやすいおやつ」は、小さくて、崩れたり飼い主の手を汚したりしにくくて、愛犬が一口でぱっと食べてくれる、そんなものだと思います。もちろん、愛犬が「喜んで食べる」ことも必要です。

私たちは「愛犬の行動のコントロール」を意識するようになってから、大きさ1センチくらいの「鳥ささみチップス」を使うことが多かったのですが、開封すると乾燥するので、だんだん風味が落ちてくるのが気になりました。

最近、鳥すじ肉のスティック(商品名「アキレススティック」)を久しぶりに購入しました。

この「アキレススティック」は、十分な硬さがあり、歯がきれいになる、ストレス解消になる、などの効能が書かれています。ですが、一本の長さが10センチくらいあり、「ほめるためのおやつ」としては、ちょっと食べる時間が長いし、コストも割高です。

ホームセンターの工具売り場で「万能ばさみ」という、本来は金属板や電線などを切断する工具を、あわせて購入しました。これで「アキレススティック」を細かく切ってみようというわけです。

万能ばさみは新品ですが、念のため刃先を洗ってよく拭いています。

切断するときに細かい破片が飛び散ると、アンナが床掃除をはじめてしまうので、飛び散らないように、ビニール袋の中で切断します。

だいたい1本を3つか4つに分割しました。

切り終わると、ちょうどよい大きさで、散歩中に手に持っても、べたべたせず、持ちやすいです。鳥ささみチップスよりも歯ごたえがあり、満足そうです。